エディトリアル班の様子①

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こんにちは、代表兼エディトリアル班の島津です。
私の地元は湘南なのですが、多摩美大のある八王子は湘南と比べると非常に寒いです。わずかな距離なのですがこんなにも温度が変わるのか、と日々驚いております。

さて私は今回ロゴのデザインに携わせていただきました。
「ロゴ」は展示の顔とも言えます。そのためみんなで案を出し合い、たくさんの話し合いを経て現在のような輪飾りのロゴとなりました。そこでどんな変遷を経てきたかを紹介いたします。

最初(5月頃)の案だしでは当初のテーマであった「PARTY PARTY」からふくらませてロゴを考えていきました。
▼こちらは今でも使われている旗を基調としたロゴです。(発案者はPARTYのスペルを間違えたようです笑)
nagahara_0114_1.png ▼当初は「ネオン管」というテーマも面白いと思っていました。 nagahara_0114_2.png
その後「輪飾り案」が採用となりました。

輪飾りが二つだと、少し寂しくて、一見なんだかわかりません。また同じようなロゴの団体があることから、輪飾りの要素を残しつつ違う案を提案していきます。
▼そこで輪飾りを丸く配置し、ロゴとして締まるようにデザインし直しました。
nagahara_0114_4.png
▼そして12月、ベースカラーを青からよりゴージャス感のある金へ変更し、輪っかの数を調整していきました。 nagahara_0114_5.png
こうして今のロゴがようやく完成しました。こうして変遷を眺めてみると、いつのどの案にもなんとなく今のロゴに通じる要素があるような気がします。

特に今回私が感じたのはデザインをみんなで決める難しさです。

みんなそれぞれ個性があって、好みも違います。そのバランスを保ちすぎても普通になってしまい、行き過ぎると好き嫌いが出てしまいます。
ちょうどいいバランスを探って行く作業もデザインなのだと感じました。