永原ゼミの最近のブログ記事


みなさんおはようございます。
永原ゼミ代表の坂です。

今回で私のブログの更新は最後になると思います。
なぜなら坂は明日スペインに旅立ってしまうからです。

ということで最後は私、坂滋人の作品を紹介しようと思います。



研究テーマ:「映画のフィクションシーンを疑似体験する研究

作品名  :「Divirtual Experience


コンセプト:高所からの飛び降りや高速のカーチェイスのような日常体験することのない映画のフィクションシーンを疑似体験いてもらい、スリルやドキドキ感を味わって欲しい。



映画のフィクションシーンでは映画「MATRIX」で主人公が超高層ビルからダイブするシーンを参考にその体験を疑似体験してもらえる3D映像のコンテンツ?!を製作しました。

         

       saka1.jpg


作品の形態としては3Dソフトで製作したビルから落下する主観の映像のデータを
PCにいれそれを眼鏡型のスクリーンにつなぎ、ユーザーに観てもらうというシン
プルな物です。(眼鏡型スクリーンにはイヤホンもついていて音も流れます)

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3Dの仕組みは上の左図のように視点を左右にずらした二つの主観映像を一つの映像
データに入れて、その映像を眼鏡型スクリーンの中で左右が交差することで右図のよ
うな一つの映像になるようになっています。(実際は飛び出す3Dの映像になっています。)




オマケとして、この制作の為に高所からの落下を体験した方が良いと教授に指摘頂き、
半ば罰ゲーム的なノリでバンジージャンプを体験することになりました、、、

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おわかり頂けるだろうか?!画面中央のこの顔、、、、シュッとしてますね、、、。

これは、よみうりランドのバンジージャンプです。
ここではCCDカメラを頭につけて落ちている時の映像を撮影してくれて、その映像をDVDでもらえるサービスがあります。(一回、3千円だったかな?!CCD撮影なしなら千円とかだったような)

興味がでたら、みなさんもバンジーしてください!(私は二度とやりません)



それでは私の最後のブログ更新を終わりにさせていただきます。

次は展示会場で僕と握手!!










メディアとデザインゼミ作品紹介その4

毎週30km走っている永原ゼミ代表の坂です。(しかし痩せません)

 

今回は永原ゼミの森山悠里(←字これであってるかな?)さんの卒業研究制作を紹介します。



研究テーマ:「捨てる、という行為を再認識させる事を目的とした研究制作

作品概要  :  『木の葉』から植物を連想しそれらから構成されている、花札を
       モチーフに八王子市のごみの分別12種類を各月札にあてはめ各
       分別の対象になる物をインターネットの画像検索で探し、組み
       合わせコラージュ作品を制作した。



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振り返り:花札で何度も遊んでいたのに、考えていたよりも絵柄がとてもシンプル
     だったことや、派手と思っていた札の色数が少なかったり、またその逆
     であったりした事に驚いた。
     色や形についてよく考え直すきっかけになった。
     ごみについては、分別を意識して生活してみると、今までいかに適当に
     していたかがわかり反省した。




このブログで作品を紹介する際には作者に連絡をとって作品画像を数枚と、テーマ
コンセプトの文章を送ってもらっているんですが、この作品の文章には制作の反省
点が多く書かれていました。

一年という長い期間をかけて自分自身の作品と向き合い研究、制作をしていく上で
生徒、みなさんが悩んだり反省したりと様々なエピソードがあったと思います。

展示の会場では制作者、本人が作品説明をしていることもあると思うので、卒製と
どのよう関わってきたのかなどの質問をしてみたら面白い話が聞けるかもしれないです。





メディアとデザインゼミ

メディアとデザインゼミは3年次にも設けられていましたが、

その際に授業で行ったこととして、各自が本を3冊紹介する、というものがありました。


これは、それぞれが子供の頃、中学生あたりの頃、現在と3つの時期で

好きだった本や思い出に残っている本について考察し、発表をするというものです。



そこで登場した本を、少し紹介したいと思います。


images-1.jpeg 元永定正『ころころころ』福音館書店,1984年

images-2.jpeg さくらももこ『もものかんづめ』集英社,1991年

images-3.jpeg 杉浦康平,北村正利『立体で見る[星の本]』福音館書店,1986年

images-4.jpeg かこさとし『たべもののたび』童心社,1976年

images-5.jpeg 帝国書院編集部『新詳高等地図』帝国書院

images-6.jpeg 弓岡勝美『着物の日本の色』ピエ・ブックス,2005年

images-7.jpeg ジョージ秋山『銭ゲバ』

images.jpeg ルース・スタイルス・ガネット『エルマーの冒険』福音館書店,1963年

31LCPxoSHmL._AA115_.jpg 湯沢英治,東野晃典,遠藤秀紀『BONEー動物の骨格と機能美』早川書房,2008年


ここで紹介したものはほんの一部です。ほかにも多種多様な本が紹介されました。

また、DVDやCDを発表してくれた方もいました。


この授業で友人から新しい価値観を知ることができたり、友人の制作の原点を感じたりなど、

考えさせられる事や発見が沢山あり、勉強になりました。その他また紹介できたらと思います。

失礼します。


メディアとデザインゼミ作品紹介その3

どうもこんにちは!永原ゼミ代表の坂が記事を書かせて頂きます。


今年ももう終わりますね、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
僕は健康の為に一日一杯の青汁を飲み始めました。(食物繊維が足りない方におすす
めです)


そんなこんなで、今回は永原ゼミの柏瀬友紀さんの卒業研究制作の紹介です。


研究テーマ:「福田繁雄研究ならびにオマージュ作品の制作

コンセプト: 福田繁雄の作品のどのような部分に錯覚が利用されているか
      また彼はどのような理念をもとに様々な作品を作ってきたのか
      彼の平面作品ならびに立体作品を見て調査する。
      そして調査するとともに、その理念に自分自身の考えを加えた上で
      錯覚を利用した作品制作を行っていく。

                (画像をクリックすると拡大されます)


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日本を代表するグラフィックデザイナーの福田繁雄氏に興味を持ち、その作品を
研究対象にしたそうです。
研究の為に福田繁雄氏の作品が保管、展示されている岩手県二戸市のデザイン館に
自分で赴いて、実物を観てきたそうです(ご苦労様です)
そしてそれらの研究成果を上の画像のようにレポートにまとめてあります。


kashiwase2.jpg       kashiwase3.jpg kashiwase4.jpg



研究してきた福田繁雄氏の作品の中でも特に立体オブジェの作品に興味を持ち、
柏瀬さん自身も立体のオマージュ作品を制作しました。

現在、作品自体をお見せできないのですが、展示当日の会場では立体オブジェと
詳細に記された研究レポートが展示されると思うので、是非会場で実際に観てもら
えたらと思います。


   
次は自分の作品紹介しようかな〜、、青汁の画像とかあげてもいいかな?笑

それではみなさん良いお年を〜〜〜〜〜!






        






メディアとデザインゼミ作品紹介その2

こんにちは、メディアとデザインゼミ(永原ゼミ)副担当です。

前回に引き続き、今回もゼミの生徒の作品紹介をしたいと思います!


メディアとデザインゼミ(永原ゼミ)では、

「伝え方を発明する」というテーマで研究・制作をしています。

前期ではリサーチ、実験、技術習得をしながらテーマを確定、

夏期に集中した制作、後期は仕上げと考察を繰り返していきます。

なぜこの作品を作ろうと思ったのかを問い続けて発見することが、

メディアとデザインゼミでの卒業制作の大きなテーマです。


以下、金子美穂さんの作品紹介です。


作品名:「色重(しきがさね)」


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コンセプト:「日本古来の染めや加工によって生まれた日本の伝統色について

名称や色味、重ね色目や位色など色々な視点からカードゲームという遊びを通して

その魅力を知ってもらおうというものです。


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【制作過程】

まずは、色々な資料を読んで日本の伝統色というものがどれだ

けあるかを調べる事から始めました。それからカードゲームの

ルール作りの参考にするため、調べた色を四季、時代、その色

のもととなったもの(植物や動物など)を調べることに前期は

集中して取り組みました。後期は主にカードのデザインとゲー

ムルール作りに時間を費やしました。


【苦労した点とか感想やら】

一番苦労したのは、カードに汎用性(複数の用途に使えること)

を持たせること。ひとつのゲームルールだけでなく数種類のゲーム

ルールで遊ぶことによって、日本の伝統色の色々な側面を知る事が

出来ると思ったため、汎用性を持たせる事はこの作品に必要不可欠

だったからです。色味や分類マークや季節などいろいろな属性を持

たせつつカードの色味のバランスやゲームルールを考えるのが大変

でしたが、最終的にゲームとして友人にプレイしてもらっておもし

ろいと感想をもらったときは、とても達成感がありました。


この作品のように、情報デザイン学科の作品は観るだけでなく「触れて」楽しんだり、

そこから学びがあったりする作品が多く存在します。

卒業展示会には是非、展示会場に足を運んで頂いて、直接作品に触れ楽しんで頂きたいと思います。


今後もゼミ生のみんなの制作過程など、随時報告していきたいと思います!

以上で永原ゼミの報告は終わりです。


ドロン

作品紹介

だいぶ間があいてしまって申し訳ありません。
永原ゼミ代表の坂です。

卒業制作最終審査会も無事に終わったので、少しづつ永原ゼミの生徒の作品を紹介していきたいと思います。


まず伊東友子さんの作品です。

      研究テーマ:「形から文字が生成されるイメージの研究
      作品名:「てんつなぎフォント

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      コンセプト:点をつないで絵をつくる子どもの遊び、「点つなぎ」を参考
       に作成した「てんつなぎフォント」。

       点を番号順に沿って線でつなぐことによって、文字が完成します。

       文字が生まれる瞬間を楽しめる、インタラクティブなフォントです。

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この作品がそうであるように、情報デザイン学科の作品は観るだけでなく「触れて」楽しんだり、学びがあったりする作品が多く存在します。

なので情報デザイン学科の卒業展示に興味がある方々には、是非、展示会場に足を運んで頂いて、直接作品に触れて楽しんで頂きたいと思っています。

10/25 メディアとデザイン

おはようございます。
永原ゼミを担当している坂です。


前回の宮崎ゼミの「デザイニング•エモーション」から引き継いで、今回は永原ゼミの
「メディアとデザイン」をザックリと紹介したいと思います。


永原ゼミでは「伝え方を発明する」というテーマで通年で研究•制作をしていきます。

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ゼミは毎週月曜日に行われ、それまでに格生徒が行ってきた成果をゼミで発表し、教授から
意見をもらっています。

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人によって進行度合は違いますが、ゼミ研究も終盤に差しかかってきて、
みなさんの制作も具体的な形になってきた感じです。


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という感じで本当にザックリと紹介してしまったんですが、、笑
次回はゼミの誰かの作品を取り上げて紹介できたらなーと考えています。
なので永原ゼミの方は誰かご協力宜しくおねがい致します!
それでは!!