メディアとデザインゼミ作品紹介その4

毎週30km走っている永原ゼミ代表の坂です。(しかし痩せません)

 

今回は永原ゼミの森山悠里(←字これであってるかな?)さんの卒業研究制作を紹介します。



研究テーマ:「捨てる、という行為を再認識させる事を目的とした研究制作

作品概要  :  『木の葉』から植物を連想しそれらから構成されている、花札を
       モチーフに八王子市のごみの分別12種類を各月札にあてはめ各
       分別の対象になる物をインターネットの画像検索で探し、組み
       合わせコラージュ作品を制作した。



mori2.jpg
振り返り:花札で何度も遊んでいたのに、考えていたよりも絵柄がとてもシンプル
     だったことや、派手と思っていた札の色数が少なかったり、またその逆
     であったりした事に驚いた。
     色や形についてよく考え直すきっかけになった。
     ごみについては、分別を意識して生活してみると、今までいかに適当に
     していたかがわかり反省した。




このブログで作品を紹介する際には作者に連絡をとって作品画像を数枚と、テーマ
コンセプトの文章を送ってもらっているんですが、この作品の文章には制作の反省
点が多く書かれていました。

一年という長い期間をかけて自分自身の作品と向き合い研究、制作をしていく上で
生徒、みなさんが悩んだり反省したりと様々なエピソードがあったと思います。

展示の会場では制作者、本人が作品説明をしていることもあると思うので、卒製と
どのよう関わってきたのかなどの質問をしてみたら面白い話が聞けるかもしれないです。