永原ゼミの最近のブログ記事
メディアとデザインゼミは3年次にも設けられていましたが、
その際に授業で行ったこととして、各自が本を3冊紹介する、というものがありました。
これは、それぞれが子供の頃、中学生あたりの頃、現在と3つの時期で
好きだった本や思い出に残っている本について考察し、発表をするというものです。
そこで登場した本を、少し紹介したいと思います。









ここで紹介したものはほんの一部です。ほかにも多種多様な本が紹介されました。
また、DVDやCDを発表してくれた方もいました。
この授業で友人から新しい価値観を知ることができたり、友人の制作の原点を感じたりなど、
考えさせられる事や発見が沢山あり、勉強になりました。その他また紹介できたらと思います。
失礼します。
こんにちは、メディアとデザインゼミ(永原ゼミ)副担当です。
前回に引き続き、今回もゼミの生徒の作品紹介をしたいと思います!
メディアとデザインゼミ(永原ゼミ)では、
「伝え方を発明する」というテーマで研究・制作をしています。
前期ではリサーチ、実験、技術習得をしながらテーマを確定、
夏期に集中した制作、後期は仕上げと考察を繰り返していきます。
なぜこの作品を作ろうと思ったのかを問い続けて発見することが、
メディアとデザインゼミでの卒業制作の大きなテーマです。
以下、金子美穂さんの作品紹介です。
作品名:「色重(しきがさね)」
コンセプト:「日本古来の染めや加工によって生まれた日本の伝統色について
名称や色味、重ね色目や位色など色々な視点からカードゲームという遊びを通して
その魅力を知ってもらおうというものです。」
まずは、色々な資料を読んで日本の伝統色というものがどれだ
けあるかを調べる事から始めました。それからカードゲームの
ルール作りの参考にするため、調べた色を四季、時代、その色
のもととなったもの(植物や動物など)を調べることに前期は
集中して取り組みました。後期は主にカードのデザインとゲー
ムルール作りに時間を費やしました。
【苦労した点とか感想やら】
一番苦労したのは、カードに汎用性(複数の用途に使えること)
を持たせること。ひとつのゲームルールだけでなく数種類のゲーム
ルールで遊ぶことによって、日本の伝統色の色々な側面を知る事が
出来ると思ったため、汎用性を持たせる事はこの作品に必要不可欠
だったからです。色味や分類マークや季節などいろいろな属性を持
たせつつカードの色味のバランスやゲームルールを考えるのが大変
でしたが、最終的にゲームとして友人にプレイしてもらっておもし
ろいと感想をもらったときは、とても達成感がありました。
この作品のように、情報デザイン学科の作品は観るだけでなく「触れて」楽しんだり、
そこから学びがあったりする作品が多く存在します。
卒業展示会には是非、展示会場に足を運んで頂いて、直接作品に触れ楽しんで頂きたいと思います。
今後もゼミ生のみんなの制作過程など、随時報告していきたいと思います!
以上で永原ゼミの報告は終わりです。
ドロン

点を番号順に沿って線でつなぐことによって、文字が完成します。


