見ることの共有に
関する研究

インタラクティブ写真集の制作

この作品は人たちの目線を追う
インタラクティブ写真集です。
他人の目線で、その人が何を見て何を思って
いたのかを想像しながら、その人の立場でモノゴトを考えようとした作品です。
また、「見るということ」を深く意識しながら製作を進めました。
撮影方法としては、私の目線の写真を一枚
撮り、その写真に映っている人々の位置に
実際に行き、その人の目線方向の写真を
撮影しました。
例えば、写真集の始まりは「私の目線」で
撮影された一枚の写真です。
読者はその写真に映っている人々をタップすることができ、タップすると、その人の目線に
入り、その人目線の方向の風景を見ることが
できます。
人によって、何を先にタップするか、その次に何をタップするかは人それぞれなので、写真集がどのようなストーリーに展開されるのか、
読者が何を見て、何を感じるのかも全部違うと思います。