作品一覧 > やわらかいじかん

やわらかいじかん

感情と時間経過の感じ方についての
考察

及川 碧

カレンダー冊子
メディアとデザインゼミ

同じように流れる時間でも、状況や感情によってその感じ方は全然違います。
楽しい事があった1日、悲しい事があった
1日、特に変化のない普通の1日、長く感じる日もあれば短く感じる日もあります。
「感情」と「時間」の2つをコンセプトにし、普段使われている時計やカレンダーからは見る事のできない「やわらかで柔軟な時間のカタチ」を表現するものを作りたいと思いました。
そこで自分の感じた時間の長さとその時の感情を表現する方法を探り、1日1日の感情をステンシルのように記す方法を考えました。
自分の感情と体感時間を毎日記録することで1ヶ月後に自分の感じた時間のカタチを見る事ができます。
喜→ピンク、怒→レッド、哀→ブルー、楽→イエロー、普→グリーンとなっており、1日に
感じた分の長さだけステンシルで色付けしていきます。
1ヶ月後、袋とじになっている部分をあけると「自分の感じた時間のカタチ」が見えます。