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Moving Structure

変化のパターンから考える
情報デザインによる空間創造家具の
研究

鹿又 亘平

アルミパイプ、アクリル、メタルワイヤー、などを利用した構造物。
メディアとデザインゼミ

私たちの身の回りには沢山のモノが溢れて
います。
そのモノの一つ一つが意味を持っていて、
それぞれが利用されるべき形で存在して
います。
はさみはモノを切るための形、コップは水を
飲むための形、家は人の住むための形、椅子は座るための形。
私たちは、知らないうちにモノによって気持ちや行動をコントロールされていたのではない
でしょうか?
例えば貴方が家に帰って、電気を付けずに歩き回っても、何処に椅子が会って、何処にベットが有って、どこで何をしたら良いのか、既に
モノによって、その存在を位置づけされているのだと私は考えます。
自然の中には何一つとして同じ形を維持し続けるモノはありません。
色々な環境下に立って、自分が利用出来る形をさがす事で、木が椅子になったり、芝生が
ベッドになったり、小石で絵を描く事だって
出来ます。
家具に見えないこの構造体は、ただ、人の生活する空間にあって、共存する構造体です。