ご無沙汰しております!
宮崎ゼミこと、デザイニングエモーションゼミ代表の石井です。
今回は、ゼミ内の生徒の作品を紹介したいと思います。
その1:「肌色クレヨン」
中西友香さんの作品です。


【作品説明】
子供の頃、描きたい人の肌とクレヨンの「肌色」の色が違った......。
10年前「肌色」という名は差別につながるとして、薄橙やペールオレンジに変更された。
肌の色は人種、個人差、日焼けの度合いによって人様々。しかし「肌色」は一色。
一人 = 一本のクレヨン
と仮定して、様々な国の100人による100本の肌色クレヨンを制作。
100本つくることで、肌色は一色ではなくたくさんあるということ、世界中の人を選ぶことで肌色の色幅を実感する。
作品に使われている写真は全て、制作者の中西さんが実際に現地を訪れ、撮影したものです。
彼女は大学四年間に行った旅行を通して、
レイシズム(人種差別・民族差別):同じ人間でも辛い生活を強いられている人々の存在を実感しました。
これらの問題を多くの人に知ってもらいたい、知って何かを感じてもらいたい。
という思いから、この作品は作られました。

↑旅行の写真と日記。
これをゼミで見せられた時は、先生を含めゼミ生全員が大喜びでした。
最後におまけです。
はい。
ゼミ室に置いてある机がですね、大きいんですよ。
だから、机の真ん中にスケッチでも置こうものならこうなるわけで。
大の大人が、真面目な顔して机に乗る姿は、見ていて楽しいですね。
以上です、ではまた!