UPDATE: 03.05






#06 展示会を外に伝える者のはなし


外部に伝えるという意味では、前回記したウェブもそのツールの1つだ。

しかし今回は「対人」。

主に、人と直接関わりながら、展示会を外部に伝えている班について記そう。


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広報班の仕事は、きっと私たちの誰よりも、

常に外部の人達のことを考えて進められているだろう。

外部に向けて投げかける物は、ほとんど広報班の力で成り立っている。

 

当日の催しである、

 

学生の公開プレゼンテーション

外部から人を招いてのトークショー

 

これらの企画運営もすべて広報班が行っているのだ。


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その他にも、さまざまな仕事をこなしている。

 

例えば、ブログの更新。

記事を書いている人間こそ、そのゼミ、班の人間だが、

それをチェックし、実際にアップロードしている。

そのブログを更新した事や、現在進行形で行っている会議などの状況を

ツイッターやFacebookで宣伝てくれているのも広報班だ。

このウェブサイトの更新も知らせてくれている。

 

決して自己満足で終わらせず、定期的に私たちの進捗をお知らせするのには、

見えづらい「準備」の段階を伝える手段として、とても意味がある重要な仕事だ。


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さらに、協賛を募るという重要な仕事も行っている。

協賛とは、自分たちのやろうとしている展示に、

文字通り「賛同」し「協力」してくれる人々を募るということ。

それを交渉しにいくためには、自分たちのことをより理解し伝えていくことが必要。


これをやりました、あれをやりました、

こういうことをやろうとしています。

 

それを羅列し伝える事は容易い。

しかし、その伝えたい事がいったいどういう経緯で、

どういった目的を持って行われているのか、

また、未来で行われていくのかを伝えるのは頭では理解していてもとても難しいことだ。


私たち「中」の人間が、いったいどのように動いているのか。

それを目を凝らして観察していなければならない。

尚かつ、それらの情報を頭の中で整理し、外に出していくのだ。


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目を凝らして観察といえば、

私たちの制作風景、実際の作品、審査会の風景などの写真を撮影してくれているのも広報班だ。

広報班の中でも「撮影」という特殊な作業を担っている人間もいるのだ。

審査会の時などは、一日中、学生一人一人がプレゼンしている様子の撮影に追われていた。

 

そういった写真はパンフレットの個人ページなどで見る事ができるので、

そちらで確認していただければと思う。

 

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こうして広報班が外部に向け宣伝をしてくれることによって、

私たちの展示会は、少なくとも、

今、このウェブサイトやブログをみている人達に伝わっているのだ。

 

次回は広報班が撮影した写真を使って、

みなさんの目にもとまるであろうパンフレットや

DMを作っているエディトリアル班について記せればと思う。