メディアアートの源流
名古屋国際ビエンナーレARTECは、1989年に名古屋で開催された世界デザイン博と同時にスタートし、1997年まで隔年で合計5回開催された、国際的に大規模なアートフェスティバルだった。
当時としてはオーストリア・リンツの「Ars Electronica」やカナダ・モントリオールの「Images de Future」、アメリカの「SIGGRAPH」などと並び、世界最大規模のアート&テクノサイエンスの作品が集まる国際的なアートフェスティバルだった。
当時はメディアアートの黎明期であり、国内外から関心が高まるなかで、世界的に大きな影響を与えた催しだった。