表裏一体文字
高田玲奈
表に文字、そして裏には違う文字、ただの立体の文字のように見えてどこかちょっとおかしいアルファベット。全部がお互いの一部を共有し成り立っています。どの文字同士が重なり合って、どの部分を共有しているのでしょうか。
だいなそーふぉんと
森内洸介
恐竜が化石になる過程で変容する文字を制作しました。恐竜が生きているうちはあまり文字に見えませんが、化石になると文字の輪郭がはっきりとしてきます。化石が欠けることで文字らしく見えてくるものがあったりすることで面白い作品になりました。
がーががぴががが
明谷賢治
自分の中で思っている、持っている世界観の荒廃やディストピアなどのテーマを重視しており、見た人にとって現実とは違う感覚、非現実的な感覚で見て貰えたらと思っています。そのため主に作中のオブジェクトや背景、光の加減に力をいれるように制作しました。
人魚と鳥
下田苑実
とにかく人魚が泳いでいる動きを撮ってみたい、という思いで制作しました。色味や全体の雰囲気など、自分が好きだと思うものがほとんどダイレクトに反映されている気がしていて、もしこの作品に共感したり楽しんでくださる方がいたら、とても嬉しいなと思います。
映画マッチングアプリ「filtomo」
ラタントゥク
映画館での鑑賞相手を探すマッチングアプリです。ユーザーの位置情報を利用して、映画の上映開始間近に、同じ映画を見たい人とのマッチングを誘導し、一緒に見に行く体験に導きます。映画の感動を分かち合える人との出会いや、日常の映画鑑賞の機会を増やしてもらいたいと思い、制作しました。
タピオカ専門アプリ「tapisuppo」
岸 さくら
タピオカのあらゆる情報をまとめた、タピオカ専門アプリ「tapisuppo(タピサポ)」です。店頭によって購入方法が異なるので、注文時に戸惑った自身の経験から発想を得ました。各店舗の商品情報をはじめ、タピオカの最新情報や、ソーシャル機能など、タピオカ情報をぎゅっとまとめてお届けします。
三分間の奇跡
星川ひかり,諸富風香
せっかちな性格の主人公はある日、カップラーメンを3分間待ちきれずに食べようとしてしまいます。その瞬間ラーメンから具が飛び出し、驚いていると突如そのカップラーメンが喋り始めて…!?カップラーメンの調理時間3分と動画の再生時間3分をかけて制作しました。
しゃべる食材
五十嵐奏葉,鈴木芽乃花,渡部有香子
自らしゃべってレシピを教えてくれる食材「しゃべる食材」が話題だと知り、すぐさま購入する主人公。料理が苦手な主人公は、戸惑いながらも食材に言われるがままにカレーライスを作るが…? 食材それぞれに個性を出しつつ、どうやったら見やすくなるのだろうと考えながら作成しました。
底力
陸上部に所属している主人公はなかなかタイムが伸びないことに苛立っていましたが、ある日喋る靴と出会い彼の姿勢が変わっていきます。そして待ちに待った大会当日…。
ぼくと不思議なパソコンと
加藤まさやす,齋藤汰地
一人暮らしで孤独を感じていた大学生の主人公。ひょんな事から陽気なパソコンの「ウィル」と共同生活をする事になり、二人の友情が深まっていく、という物語です。「友情」という言葉をテーマに制作しました。
Snow Crystal
橋本玲奈
雪の結晶についての知識を立体と平面2つのアプローチから可視化しました。立体である模型は、結晶の造形美について。平面のポスターは、主に結晶のメカニズムについて取り上げています。模型は永久プレパラートに見立てることで、観察することを体験できるようになっています。箱も制作しました。
きのこの育ち方と腐生菌
米澤鮎花
普段何気なく食べているきのこについて詳しくなれる作品です。きのこの成長過程を一連で見られる模型と解説図を制作し、中でも腐生菌のきのこについて深く知ることができるようにポスターも制作しました。模型は左上から時計回りに並べ、興味を引きやすいように虫眼鏡の形を彫刻した箱を使用しました。
ボブヘアのあれこれ
梶原詩織
カットの仕方やヘアアレンジによって、可愛らしくも大人っぽくもなれるボブヘア。女の子をより素敵にしてくれる、そんな魅力をpopなテイストで伝えられたらなと思い、アレンジやスタイルを1枚1枚カードにし、関係性や組み合わせをカードを組み立てていく事で表現しました。
隙間調べ
三島陽
普段あまり気にすることがない、人が作る隙間について調べました。視覚的にあまり目に付かない隙間を可視化することで、何気なく生活の中でできる隙間を感じてもらうことができたら嬉しいです。
変容する階段
藤賀 日陽子
階段の魅力である連続する造形物の美しさを意識し、かたちのルールを決め、基本形から徐々に種類を増やしました。並べ方や積み方で別のかたちになる、鑑賞者とも共鳴する作品を目指しました。
花言葉
米村 雛
何気なく花を贈るのではなく、その花の持つ意味も、一緒に贈りたいと思い制作しました。お花に合わせたものと一緒にプレゼントすることで、花言葉を視覚的に演出します。プレゼント開けた人が、時間差でその花言葉を知り、プレゼントの意味を発見することができたら、その想いは更に強く伝わるはずです。
nico
大浴紗那、監物佳南枝、阪本寛樹、尻無濱芽依、吉岡涼夏
「なんとなく情デを受ける」受験生に、情デでどんなことが学べるか知ってもらいたいと考え、ウェブサイトを制作しました。
WASEKI
菊原菜美佳、小坂三四郎、清水七海、新田杏子、村松奏茉
情報デザイン学科のサイトを見て「情報デザイン学科に入りたい」と思ってもらえるサイトを作成しました。従来のサイトに比べ、ビジュアルが豊富で動きのあるデザインを意識しました。またリアルな学生生活を知れる学生から聞いたアンケートページなど、見る側に寄り添ったサイトを目指しました。
夜光虫再現
木下竜
プログラムを使って夜光虫を再現しました。マウスカーソルを動かすと夜光虫が反応して青く光ります。
Chiptune Editor
高橋香蓉子
チップチューン音楽とSEの音データを元に、独自のプログラムでデータを変換しグラフィック表現する作品です。キーボードを使って音やグラフィックの変化を楽しめるインタラクティブな作品にしました。
me contact
福島新
架空の人物である元Apple社員のジョンポールの人生を設計しました。そのジョンポールが打倒Apple社を掲げ新たに会社を創設し開発したme contactというコンタクトレンズ型デバイスを発表した時のイメージ映像とポスターを作成しました。
100年後の集合住宅
尻無濱芽依
100年後には日本の人口が半減し、その45%は高齢者が占めるという予想があります。その予想をもとに、100年後に日本の人々が住む集合住宅を想定し、断面図を作成しました。同時に、100年後の科学の進化やそこで暮らす人々の生活を仮定し、商業施設や教育施設を併設しました。
来客の悩み
高田このみ
来客が途絶えない家をテーマにした、インタラクティブな作品です。ボタンを押すことで、次々とやってくる来客と帰らせたい家主との攻防をするゲームです。特に深い意図はないので、何も考えずポチッとボタンを連打して見てください。なんだか癖になるかもしれません。
Robot 「iris」
コミュニケーションできるロボット「iris」を制作しました。irisは忠実なロボットなので、命令に従わないことは絶対にありません。
into
情報デザイン学科にもっと深く入り込んで欲しいという思いを込め「into」というテーマを掲げました。展示の名に因んで、かたちのない何かに行為が加わることで“かたち”になる様をメインビジュアルに落とし込みました。メインビジュアルのイメージを展示空間にも取り込み、鑑賞者にとって見やすい展示を心がけました。