エンタテイメントとデザインゼミ
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アニマルポッキーズ
久野 新、川端 樹
動物がいる檻。その横に配置されたマーカーを読み込むと、画面上に骨が現れます。現れた骨と動物を照らし合わせるように重ねる、もしくは並べて見ることで、動物が持つ特徴を直感的に知ることができるようになります。より細かい特徴を知りたい、そんなときは「AR」ボタンをタッチしてみてください。好きな場所に置いてじっくり観察することができます。
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イドちゃん Vtuberへの道
イドちゃんとプロデューサーさん
学生の皆さんにもっと情デへの愛を深めて欲しいという一念により、多摩美術大学情報デザインコースの専属非公認Vtuberをプロデュースしました。学科の英語名の略称からとって、イドちゃんです。学生たちに寄り添うために作られたキャラクターデザインで、実際にYouTubeで活動しており、情デを愛してもらうために情報を発信しています。
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いろであそぼう!
矢野 美波
色の混色の仕組みを利用したぬりえゲームです。水色・ピンク・黄色の3色の目盛りを操作して、ステージごとに出されたお題に沿って色を作ります。昔話や童話をモチーフにしていて、選べる難易度により大人にも子供にも楽しんでもらえる作品になっています。ゲームのルールや操作方法を解説するチュートリアルは、赤ずきんちゃんとおおかみくんによるアニメーション仕立てです。
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0から1
須田 涼介
アイデアの出し方を3DCGアニメーションで伝える作品です。主人公が道中で起こる様々な出来事をアイデアにするという物語です。舞台は操り人形が盛んなチェコをモチーフにしています。背景の建物などはチェコにあるものがモデルになっています。また主人公の服装もチェコの民族衣装がモデルになっています。アニメーションと音楽にも注目してみてください。
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あしあと
岩立 早利惟
何もない空間の足元にどうぶつのあしあとがあるのがわかります。このどうぶつのあしあとに近づいてみると、鑑賞者を認識して様々なアクションを起こします。鑑賞者にぶつからないように避けたり、ついて来たり、駆けまわったり…。そんなあしあとを見ているうちに、そこに何かがいるような気がしたり、そのあしあとに意思がある様に思えてくるかもしれません。
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様々な仕事と社会とのつながり
武井 淑
今の時代、世の中には様々な仕事があり、働き方も1つにとどまりません。会社に通いながら働く方もいれば、家の中で働く方もいらっしゃいます。私は会社に通わずに働く方々がどのようにして社会や地域の人々と繋がっているのか、どんな活動をしているのかをドキュメンタリー映像としてまとめ、ウェブサイトを通して発信していきたいと思い、この作品を制作しました。
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紙一重
貝嶋 優紀
人は同じものを見た時、見る人によって感じ方がそれぞれ違います。そんな見る人によって印象が変わる作品をシンプルな色紙を使った「彫紙アート」という形態で表現しました。色鮮やかな作品として本来はパッと明るい印象として人気のある彫紙アートを、あえて今回恐怖や抵抗感のあるをテーマに制作しました。またテーマの対象として、表現を直感で感じてもらいやすい身近な生き物に焦点を置きました。
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17:51発 特急橋本行き
今 佑希
6月のある日、主人公の大学生はバイト帰りにゲームをしながら電車で帰っていました。その中で他の人にどんな感情を抱くのか。彼女が見ていないところでなにかが起きます。彼女の、あるいは周囲の乗客のしていることは、私が電車に乗っているときに経験したことが元になっています。ゲームの中のキャラクターと現実のキャラクターを重ねる構成をとっています。
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herbal tea cafe Relief
内田 ゆり
コンセプトは実店舗の強みを活かした、今までにない足を運びたくなるカフェ。ブレンドすることでより美味しくなるハーブティーを、お客様自身に気軽に楽しんで頂ける体験型のようなカフェを考えました。15種類のハーブと3種類のトッピングから、オリジナルのブレンドを作ることができます。あなただけのオリジナルブレンドを探してみてください。
メディアデザインゼミ
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推し神社
望月 葵香
「推し」を表した15 種類の言葉から、鑑賞者は一つから二つ、自分が持っている「推し」に対する思いに近い言葉を選び、「推し」の名前を書いた「千社札」を展示空間の気持ちの組み合わせに該当する場所に貼っていく参加型展示です。制作過程で集まった28000件のアンケート結果を「推し」という概念に設定し「御神体」として奉っています。「推し」とは何か。それぞれの答えを見つけてみてください。
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時代を超えてマッチングアプリ的視点で見る『男女の出会い』
髙木 千咲
マッチングアプリでの出会いは、情報を一瞬で選別し指先一つで取捨選択をします。まるでゲームのような現代の出会いに違和感を覚え、指輪という形で実体化しました。その形の不気味さに気づくと共に、それは現代だけなのかという疑問から、各時代の出会いと比較をしました。リサーチを進める上で、自分の感情は大きく動いていました。そこにヒントがあると考え、自分の気持ち曲線と5 月からの年表と最終的な成果物を展示します。
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言葉と花言葉
大矢 晴香
「言葉と花言葉 2つのメッセージを1 つのカードに」というキーワードを軸に花を選ぶことができるチャートを制作しました。贈りたい言葉から花を逆引きして選ぶことができたら、本当に贈りたい花と花言葉を見つけることができるのではないかと考えました。チャートはメッセージカードにもなります。メッセージカードは自分の言葉を贈るということ、花を贈るとは花に込められた花言葉を贈るという意味が込められています。
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男性同士の恋愛を描いた創作物の歴史と変遷
佐伯 遥
日本で初めて男性同士の恋愛が表現されたと考えられている日本書紀を筆頭に、1800 年以前の男性同士の恋愛が許容されていた社会での創作物「男色文化 - ゲイ文学」、そしてそれ以降の社会での創作物「男性同性愛 - ゲイ文学」「男性同性愛 - ボーイズラブ」の三つのカテゴリに分けて説明しています。また、それらの創作物と当時の出来事を照合し観賞できる形を目指し、年表の形に落とし込みました。
引用:
古典文学
舎人親王ら「日本書紀」720 年
奥村政信「男色比翼鳥」1707 年
西川祐信「男色山路露」1733 年
塙保己一「鳥部山物語」1779 年
作者不詳「心友記」1600 ~ 1700 年頃
現代文学
森鴎外「ヰタ・セクスアリス」青空文庫、kindle版、位置No.418-419、1949年
夏目漱石「こころ」青空文庫、kindle版、位置No.288-290、1914年
江戸川乱歩「孤島の鬼」春陽堂書店、394ページ、2015 年
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いのちをたべるもの いのちにたべられるもの
杉山 ひなた
既存の文学作品を映像で表現することを試みた作品です。作品を読んで感じた自分の解釈を映像に起こし、視覚や聴覚で感じることができる新しい文学作品の鑑賞の仕方を考察し、制作しました。谷川俊太郎の「しんでくれた」という詩を用いて、人間が生きる上で欠かすことのできない「食べる」という行為の意味や、いのちをいただくということの重みが伝わるようなドキュメンタリー映像を目指しました。
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Gloom
山﨑 健悟
本来であればセンサーは暗がりに近づいた人に反応し、光で照らします。ですがこの作品は暗がりに人が入っても照らすことは無く、むしろ照らすはずの光を人から遠ざけます。人の役に立つためのツールであるセンサーと光がこの作品上で本来の役目とは真逆の動きをすることによって、鑑賞者に疎外感と自己の存在を体感してもらうインタラクション作品です。
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かもしれない、じゃないかもしれない
中島 生成
「人は他人の様々な見方に触れたことをきっかけとし、自分の考え方や見方を変えていく」ということから、私自身がある一つのものを「かたち」「色」「重さ」など様々な角度からみて要素ごとに分解し、私がそのものを感じる瞬間を集めて提示することで、それを見て鑑賞者が自由に感じ、考え、想像してもらえる作品を制作しました。この展示では「様々な角度から見る」ということを空間で表現しています。
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機械と言葉と感情
遠山 昌宏
機械学習による自然言語の感情判定を行い、そのデータを用いた視覚化パターンの模索として 16 パターンの視覚表現を試みました。
1 入力された音声を Google Cloud Speech API により文字列へ変換
2 その文字列を Google Cloud Natural Language API により感情判定
3 返ってきたデータを用いて、openFrameworks による視覚化
を行なっています。
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動物園写真の表と裏
保坂 真寿美
動物と写真を愛する私が動物園で動物たちを撮影し、約5000 枚の写真の中から100 枚を厳選しました。その写真を「表」と設定し、編集済みの写真の上から私の撮影時の思いを走り書きしたものを「裏」として表現しています。動物たちの素直で純粋な生き様や私の動物たちへの愛など見所がたくさんあります。少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
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YADORIBI
近藤 美玖
YADORIBI は美意識への興味と探求から生まれた化粧品ブランドです。美意識は、個々の人生において体験したことや経験、生まれながらに持った直感などによって作られます。インタビューの会話を、直感、体験、経験の三つの軸に細分化し、それらの結び付きを考察し、本人も気づいていないような独自の美意識を見つけ出し、化粧品に落とし込みます。それらの化粧品をYADORIBIとしてブランド化しました。
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moni
佐久間 美里
絶対に起きたい時はアラームを掛け、更に人に「起きてなかったら起こして」と頼んだ経験はないでしょうか。アラームだけだと不安で、設定した時間に自分が起きてるか誰かに確認してほしいし、起きてなかったら起こしてほしいものです。また、人がアラームを設定して起きる理由は、起きた先に人が待っているからです。そのため、起こすためのアプリではなく、寝ている / 起きているを確認し、皆で睡眠を共有できるアプリを考えました。
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白ノ-自
森 萌黄
私たちは何をもって「文字」を「文字」として見るのでしょうか。「文字」と「かたち」の境界には何があるのでしょうか。「文字」と「かたち」の境界に存在するものを探し、私は文字を切り取ることに辿りつきました。そして切り取ることで生まれたものを組み合わせ、百人一首を制作しました。ぜひ「文字」と「かたち」の境界をふらふら彷徨ってくだされば嬉しいです。
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人生を編む
田頭 菜々美
私たちは生きていく中で多くの言葉を使い、コミュニケーションを取ります。ですが言葉の意味の捉え方は人の人生によって変わると思います。自分自身を表現してる言葉、好きな言葉、よく使う言葉など人が歩んだ分意味は変わると思います。私はアンケートを取り、個人的な意味から普遍的な意味まで53人の語釈を抽出し辞書を制作しました。また個人の語釈に到るまでの過程をインタビューし、一人一人の人生を丁寧に編んでいきました。
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braille compose
漆谷 莉奈
点字と点字の認識番号を再配置した点字入力装置を参考に、点字をカリンバに再配置する事で点字に音をつけました。それをまた点字と同じ形に配置し直し、点字を演奏する楽器を制作しました。「おと」が「おる」「よる」を通って「よむ」に変わります。文字が変わることで生まれるメロディーから点字の音をなんとなく感じ取ってもらえれば幸いです。
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実現しなかった卒展展示会
伊藤 紗英
一つの素晴らしい作品を制作するまでに、いくつものアイデアが捨てられてきました。それは少なくとも美大生であれば誰もが経験することではないでしょうか。惜しくも採用されなかったアイデアたち、思いつきのまま消えていったアイデアたち…。今回は4年間の集大成を成し遂げるための「卒業研究制作」で表舞台に立てなかったはずの、作品の種を展覧会形式でご紹介します。彼らにもう一度注目を!
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Think my pink
森 聖翔
これまで私は人間の肉体美、特に女性の身体の美しさに強い興味と魅力を感じ、それらをテーマにした作品を課題・自主制作共に制作してきました。私の作品は、主に女性のイラストレーションで、性的に見られることを目的とし、昨年は「えっちすぎる…」というテーマで制作したロゴと共にテーマカラーを設けました。卒業制作の中では、実験的な制作や考察などを通して現在の自分自身の表現方法について追究していくことにしました。
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スーパーマーケットNANOYO
河野 優希乃
自分にとって思い入れが強く身近で必須なもの、捨てたくないものを自分自身の切り身(商品) としてパッケージ化し、スーパーマーケットの売り場のように並べました。そしてチラシのように自分の思いもポップとして加えています。さらにTPOによって変わる自分の性格の一面や欠かせない思い出を特に容器(人形)として具現化し、商品を一面ごとに仕分けました。
引用:
http://www.san-x.co.jp/sumikko/
https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/youkai-watch/sp/chara/index_2.html
https://www.banpresto.co.jp/ir/press/20150709.pdf
https://bpnavi.jp/s/kuji/pc/medias/show_by_key/kirby8
https://www.shogakukan.co.jp/books/09860173
https://www.amazon.co.jp/
https://www.obunsha.co.jp/product/detail/033917
https://holbein-shop.com/
http://www.kinkan.co.jp
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/
products/details/loxonin-s_plus/
http://www.seabreezeweb.com/
https://www.shiseido.co.jp/macherie/
https://www.kao.com/jp/liese/index.html
https://steam.shadowverse.jp/
https://joyfulhonda.jp/item/141563
https://www.wacom.com/ja-jp/products/pen-tablets/wacom-intuos-pro-overview
https://www.sonymobile.co.jp/xperia/softbank/z3/
https://kireikirei.lion.co.jp/
https://www.kumon.ne.jp/tetsuzuki/point/index.html
https://jp.rohto.com/hadalabo/promo/gokujyun/
http://www.samantha.co.jp
http://www.peikko-moomin.jp/fs/peikko/c/moomin
デザイニングエモーションゼミ
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リボンノススメ
神山 有里紗
「リボン」「針」「糸」を使用して、ゼロから全て自分で考え、作り上げたリボンの新しいカタチ・表現を元に「リボンノススメ」というリボンに興味を持ってもらうための説明書を制作しました。リボンの魅力を自分なら相手にどう伝えるか、どうすれば鑑賞者に分かりやすく伝わるか、興味を持って頂けるかを自分なりに表現しました。
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四季折々 江戸処
嶋田 亜由美
江戸時代に実際に食べられていた料理を取り扱った作品です。レシピカードに記載されているQRコードをスマートフォンで読み取ることでレシピが表示されるしくみになっています。温かみのあるイラストと江戸知識を交え<使って便利、見て楽しい>をモットーに制作に取り組みました。またレシピカードは春夏秋冬に分類し、季節に合わせた旬の食材を活用し料理ができることもポイントの一つです。
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問う票箱
高原 歩美
この作品は主に、投票へ行ったことがない人たちをターゲットにしています。選挙権があることが当たり前の世の中ではなかったこと、候補者も期待以外のものを背負って立候補をしていることなどを、投票する側と投票される側の箱を用意し、投票の現状や過去を風刺することで、投票への理解を深めてもらうことを目標に制作しました。
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あなたをのこすものたち
長沼 千夏
遺品は亡くなった人が遺したものですが、遺品を集めて一つ一つを辿っていくことで、その人の日常や人柄が見えてくることが分かりました。そこで一昨年亡くなった私の伯父の遺品を集めて紹介します。映像で1 日の流れと伯父の遺品を知ってもらい、冊子で遺品一つ一つのエピソードに迫ります。ものを軸にして辿ることにより、実体が見えない人間のありのままのイメージを想像してもらうことを試みました。
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名も知らぬ遠き島より流れ寄る
高屋 知織
浜辺に流れ着く漂着物の中でも元は人工の製品であったものは、波に揉まれ長い年月を経て人工物とも自然物とも言い難い、ゴミであるともそうでないとも言い難い、どっち付かずのふるまいで浜辺に現れます。漂着物に対して私が感じている言い得ぬ魅力を、対象の収集・観察・分析を通して他者と共有できるかたちで表現することがこの作品の目的です。また、収集や観察行為を通して明らかになる自分自身の好奇心の記録でもあります。
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HUG TICKET
平田 華
親孝行したくても、金銭面の理由からなかなか大きな親孝行ができない学生や、仕事が忙しく家族で過ごす時間が減ってしまった人、一人暮らしを始めて家族と疎遠になってしまった人たちが、小さな親孝行をきっかけに家族とコミュニケーションをとれるようにと願いを込めて制作しました。様々な年代の人が使えるように、身近な親孝行から大きな親孝行まで100種類のチケットを制作しました。
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おばけとこどもアニメーション
相原 ふう
オリジナルアニメーション作品です。どこかわからない、薄暗く冷たい世界の中でも 温かみのある、そんな2人の様子をぼんやりと眺めて、癒されてほしい。どこか懐かしいような、優しい気持ちになってほしい…という思いを込めて 制作しました。箱庭のような ちいさな空間の中で繰り広げられる、2人のささやかな日常を、覗き込んでみてください。
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おにぎり解剖
當間 京佳
おにぎりに詰め込まれている情報が人となりを表していることを表現しています。写真でおにぎりとその人の雰囲気を表し一番個性が出る握り方をイラストで示し、完成形態を実際のおにぎりの型で表しています。実物大のおにぎりは、他人の握ったものを他者が握ることで、その人の手の大きさやフィット感、握り方などが体験できるものになっています。また、握った人のインタビューを載せることでその人となりに寄り添えるようにしました。
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あなたへ
岸田 茉利子
ありがとう、ごめんなさい、会いたい、大好き、この言葉をどれだけの人が大切な人に伝えることができているでしょうか。この絵本はそんな素直になれないあなたに向けた絵本です。この本を手に取った人が、また自分の手紙として大切な人に絵本を贈れるように手紙をモチーフにデザインしました。それぞれの絵本の中で繰り広げられるストーリーは、あなたに優しい気持ちをきっと与える内容になっております。
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Sagamihara Discover Book でいらブック
池田 毬乃
「でいらブック」は相模原市民のための相模原市のデータブック/地図帳です。地図をグラフィックのベースとし、そこに写真や文章を添えました。地図の拡大詳細という特性を生かし、本の構成も相模原市の地勢や路線図といった市全体の情報からスタートし、地域ごとの地図帳、地区の紹介などのページを追うごとに詳細な情報へと移ろっていくのが特徴です。ぜひ、あなたにとっての「相模原市」を見つけてください。
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MONO MART
長濱 愛望
家の中にはたくさんのものが溢れています。昔はよく使っていたけれど、時代が流れるにつれ使わなくなる。けれど捨てるのはもったいない。そんな「タンスのこやし」を集め、コンビニをつくりました。消費社会の象徴であるコンビニに焦点を当て、ものを消費することを見直し、ものを大切に長く使いたくなるきっかけを与え、世の中のタンスのこやしがなくなる手段として提案します。
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百神一首
中島 奈々子
世界の神さま100神を楽しく学べる、百人一首をモデルにしたカードゲームです。神さま100 体のオリジナルのイラストを、神さまそれぞれの印象的なエピソードをもとに詠んだ短歌とともに紹介しています。また、読み札に掲載されている解説文で、より詳しくその神さまについて知ることができます。子どもから大人まで、遊びながら世界中の神さまに親しみを持てる作品となっています。
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re:chord
尾崎 那由多
コードとは、高さが異なる音が同時に響く音、つまり和音のことで、音楽を構成する基礎となるものです。1つの音を基礎として(ルート音)生み出されるコードの種類はたくさんあります。音楽の中でも理論的な部分で、きっと触れたことがない方も多いと思います。私はそのような、音楽の理論的で規則的で面白い部分を、造形的に美しく、ものとして表現する研究をしました。そしてコードを再構成、具現化したものがこの作品です。
デザイニングエモーションゼミ
へんしんするパスタ
小笠原 梨絵
パスタを使い、「親子の食事をたのしいものに」をコンセプトに制作しました。子供にとって親との食事は今後の自分をつくる大切なことです。そんな食事が少しでもたのしく、コミュニケーションが生まれるきっかけになるような作品を考えました。パスタの名前にはそれぞれ由来があります。その中からパスタのかたちからつけられたものを選択し、その由来であるものに「へんしん」しているパスタをアニメーションや冊子にしました。
デザイニングエモーションゼミ
噺家くらべ
内村 理沙
落語は、噺の内容だけでなく噺家の仕草や表情、そしてセリフの言い回しやテンポなども合わせて楽しむ芸能です。何人もの噺家が同じ古典落語の演目を演じていますが、噺家によって登場人物の印象や浮かぶ情景は様々であり、一つ一つの仕草や表情、セリフにそれぞれの個性が滲み出ています。この作品では、同じ場面を演じる5人の噺家のアニメーションを制作し、それぞれの個性の違いを比較して楽しめるように演出しました。
デザイニングエモーションゼミ
HAND DRIVING
森田 聖悟
この作品は、センサーを用いて手の平だけで運転体験を感じることの出来る作品です。手の高さと握りをセンシングしていて、手をセンサーに近付けるほどアクセルを踏み込むかのように映像が変化していきます。また、サウンドも合わせて変化していきます。加えて手を握ることによって、映像の種類を変化させることができます。
デザイニングエモーションゼミ
時間を重ねる
西川 優希
「時間を重ねる」は同じ風景を一定間隔ごとに撮影した写真60枚を均等に切り分け、左から右へと時間順につなぎ合わせ1枚の写真にした作品です。この制作方法を行うことで建物のような変化のないものはいつもと同じように見えるのに対し、時間によって変化が起きているものは前後の写真とずれが生じるため鑑賞者に強い違和感を与えます。
サービスデザインゼミ
サービスデザインゼミ
memori
三木 彩子
「memori」シリーズは老人とカゾクをつなぐ絆支援サービスです。memoriシリーズを活用することで老人に会う「きっかけ」を作り、カゾクと過ごす「思い出」を作り、レシピをメモることで「家庭の味」を引継ぎ、老人と家族をつなぐ架け橋を作ります。介護食器と普通食器がセットとして利用できるピクニックセットと自分で書いて育てる思い出のレシピ本「memoru recipes」を使い、家族の絆を再確認しましょう。
サービスデザインゼミ
雨
吉村 仁志
Twitterと天気のAPIを利用し、東京都の仮想と現実の雨を視覚化したプログラミング作品です。東京都の市町村区ごとのTwitter上での「雨」のつぶやき数と降水量を集め、地図上にマッピングしました。2つ制作し、1つ目は3D で雨を再現し仮想のインターネット上にも雨が降ってるように見せ、2つ目は見比べやすく工夫しています。processingを利用して制作しました。
サービスデザインゼミ
べじふる
中西 一緒
地域の農家で今まで流通経路に乗らず廃棄されていた野菜を活用し、ペットフードとして商品化しました。自社サイトや動物病院、ペットショップなどを販路として、安心安全なペットフードを国産無添加で安心であるものを求める飼い主と犬(ペット)に安価で届けるサービスの提案です。サービス全体のしくみとタッチポイントとして販売のためのウェブサイト、ペットフードのパッケージ、そこに記載する情報などをデザインしました。
サービスデザインゼミ
ハンドメイド作品を売り出すためのデザイン
海野 円夏
ハンドメイドアクセサリーの制作から販売、それに伴い必要となるギャラリーサイトと販売サイト、着用モデルの撮影からロゴ、パッケージの考案など一通りのデザインを行いました。悪魔バフォメットをモチーフとした黒山羊の頭部を原型から制作し、レジンを流して一つ一つ手作りしています。モデルは、アクセサリーを擬人化したような雰囲気にこだわってメイクアップ・撮影をしました。
ワークショップとインタラクションゼミ
ワークショップとインタラクションゼミ
台風を追え!!
神田 綾音
日本人なら誰もが知っている味噌。普段スーパーなどで味噌を購入している人は驚くかもしれませんが、味噌は大豆、塩、麹で簡単に作ることができます。そんな手作り味噌を楽しく紹介するために、テレビ番組のインタビュー形式で味噌の魅力を伝え、目を惹くようなユーモアのある不思議な世界観のアニメーション作品に仕上げています。
ワークショップとインタラクションゼミ
はじまりのタネ
斎藤 可南子
街を歩いていて気になった庭の主にインタビューを行いました。植物をきっかけとした日常の物語に、インタビューに登場する植物を読者が実際に育て始めるための「タネ」を同封しています。植物を育て始めたきっかけ、庭のお気に入りの紹介、植物を通じた人とのつながり、さらに取材中にその場で起こったやりとりなど、ある庭を作る人のライフスタイルから、植物を育て始めるきっかけとなるコンテンツです。