in-plus

多摩美術大学 美術学部 情報デザイン学科情報デザインコース 卒業制作展 2010 「in+」

期間、時間、会場

私たち情報デザインコースの学生は身の回りの様々なできごとに着目して「あなた」と「ヒト・モノ・コト」を豊かにつなげるデザインを行っています。一人一人が四年間模索し、それぞれ異なる価値を持った答えを見つけ出しました。その答えの形は一つ一つ違うけれど、どこかで「あなた」とつながっています。デザインを通して新しい価値を作り上げ、社会へ発信してゆく私たちの取り組みをご覧下さい。

Talk show

当学科教授陣による、ゲストをお招きしてのトークショーを行います。
後日、詳細を掲載いたしますので、お待ちください。

3/13(土)13:00-14:00「三時のおやつと時間」安珠(写真家)×永原康史(当学科教授)

安珠さん顔写真

安珠

国際的モデルから88年写真家に転身。以後、文章を織り交ぜた物語のある独自の写真世界を創っている。
「少女日記」(宮崎あおい)、愛猫の『小さな太陽』など20冊以上出版。
広告、グラビア、講演、審査員としても活躍中。

永原教授顔写真

永原康史

メディアデザイン領域を担当。タイポグラフィやブックデザイン、ウェブプロジェクトから展覧会のアートディレクションまでを手がけ、メディア横断的なデザインを推進している。
2005年愛知万博「サイバー日本館」、2008年サラゴサ万博「日本館サイト」のアートディレクターを歴任。著書に『デザイン・ウィズ・コンピュータ』、『日本語のデザイン』など。MMCAマルチメディアグランプリ最優秀賞など受賞。

3/13(土)15:30-16:30「リアル」暦本純一(東京大学教授)×宮崎光弘(当学科教授)

安珠さん顔写真

暦本純一

1986年 東京工業大学理学部情報科学科修士過程修了。 日本電気、アルバータ大学を経て、1994年より株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所に勤務。 1999年よりソニーコンピュータサイエンス研究所 インタラクションラボラトリー室長。 2007年より東京大学大学院情報学環教授 (兼ソニーコンピュータサイエンス研究所)。
PlaceEngine事業を核とするスタートアップ企業 クウジット株式会社の共同創設者でもある。理学博士。 ヒューマンコンピュータインタラクション全般、特に実世界指向インタフェース、拡張現実感、テクノロジーによる人間の拡張に興味を持つ。ACM, 情報処理学会、日本ソフトウェア科学会各会員。
1990年情報処理学会30周年記念論文賞、 1998年MMCA マルチメディアグランプリ技術賞、 1999年情報処理学会山下記念研究賞、 2003年日本文化デザイン賞、 2005年iF Communication Design Award, 2007年ACM SIGCHI Academy, 2008年日経BP技術賞 を受賞。

宮崎教授顔写真

宮崎光弘

グラフィックデザインとインタラクションデザインの二つの領域から情報デザインを担当する。デザイン誌のアートディレクターとして編集・制作を行なう一方で、企業のウェブサイト制作や先行開発プロダクトのインタフェースデザインなどを行なっている。
主な仕事に、デザイン誌「AXIS」アートディレクション、原美術館ウェブサイトなど。CD-ROM「人間と文字」でF@IMP国際マルチメディアグランプリ金賞など受賞。

3/14(日)12:00-13:00「情報デザインの学びは現場と結びついているの?」酒井利佳子(キャノン株式会社デザイナー)・上田 純(日産自動車株式会社デザイン本部)・芝池 麗(富士ゼロックス株式会社ヒューマンインターフェイスデザイン開発部)×須永剛司(当学科教授)×2010年卒業生

酒井さん顔写真

酒井利佳子

多摩美術大学美術学部2部メディア&インタフェース専攻1期生。
1993年キヤノン入社。UIの先行検討、操作性評価などに従事した後、技術者留学制度を利用してイタリアのInteraction Design Institute Ivreaに留学。
帰国後は各種製品のアドバンスデザインを担当。

須永教授顔写真

須永剛司

1989年より多摩美術大学、1995ー96年スタンフォード大学客員研究員、1988ー89年イリノイ工科大学研究員、学術博士1987筑波大学、1985ー89年筑波大学芸術学系助手、筑波大学大学院修了、GKインダストリアルデザイン研究所勤務、多摩美術大学美術学部卒業。
主な共著書、「情報デザイン」グラフィック社 2002、「情報とメディアー現代の教育8」岩波書店 1998、「新工学知ー3 技術知の射程」東京大学出版会 1997、訳書「ヒューマンインタフェースの設計方法」マグロウヒル出版 1994など。日本デザイン学会、日本認知科学会会員、ヒューマンインタフェース学会会員。

3/14(日)14:00-15:00「恐竜とミュージアム」真鍋 真(恐竜学者)×楠 房子(当学科教授)

真鍋さん顔写真

真鍋 真

ただの石に見えるような化石から、1億年前に生きた恐竜の姿や動き が見えて来ることがあります。図鑑に羅列されているだけに見える恐竜たちが、ふと視点を変えると、点と点が繋がって線になって、進化の系統樹が見えて来ることがあります。
博物館に来た人とも、そんな経験を共有出来たら素敵だなと思いながら、博物館の展示を作ったり、トークをしたりしています。

楠教授顔写真

楠 房子

学習のデザインを中心としたコンピュータと人間のインタラクションを担当している。
IC タグ、携帯電話等のモバイル機器を用いたユビキタスのデザインを研究、一方でエンターテイメント研究も行なっている。また「子供サントリー」「赤ちゃんの事故予防」「博物館における展示支援」など国内での産官学のプロジェクト型の共同研究も多い。
情報処理学会発表賞受賞等、国内外を問わず学会での受賞多数。工学博士。

Access

展示は1Fと2Fです

電車をご利用の場合
銀座線・千代田線・半蔵門線
[表参道(B1出口)]
徒歩8分(体感15分)
表参道駅のB1出口を出て、青山通りを渋谷方面にお進みください。
左角にMAXMARAがある骨董通りとの交差点を左折。直進すると左手に見えます。
バスをご利用の場合
渋谷駅より01系統 新橋行にて
[南青山7丁目](2ツ目)下車
徒歩1分
六本木通りを六本木方面へ進み、骨董通りとの交差点を左折。
骨董通りを青山通り方面へと進むと右手に見えます。

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