<サウンドアート>
音を記録するメディアはテクノロジーと共に進化が進み、現在ではコンピューターによって音を自由に加工/編集できるようになった。大衆音楽へサンプリングなどの手法が普及しはじめてから久しいが、未だ音は『タイムライン』という一次元の線の上を行き来しているだけと言える。この作品はカセットテープを編むことによって面を形成し、音を二次元上に展開することにより今までに無い音と音の関係を生み出し、音に対し新たな解釈を加えることを目的としている。