自分の身近な人たちと自分を取りまく環境が常にうつろいかわりつづけていて、必ず変化し消えてなくなっていくということを、いつからか私は常日頃から意識していました。 けれどもその事実に思いを馳せるのではなく、淡々と時間が過ぎていきうつろいかわる人や風景に対して、自分もまた感傷的にならずに、なかば観察するかのようにただ傍観し、客観視していたいのです。私は何にも揺さぶられたくないのです。