一文字感覚
3年
平工 桃 松本 佳奈
メディア言語演習
メディアデザインⅠ
オノマトペから連想される感覚を、ひらがな、カタカナ一文字の形を使って表現しました。なんのオノマトペか想像しながら触ってみてください!
授業内容
メディアを越境し、批評的な視点をもつためのトレーニングをします。はじめに映像やwebなどに代表される視聴覚に働きかけるオーディオ・ヴィジュアルな表現を学ぶことで、別々のメディアを関係づけるスキルと知識を学びます。
また様々な感覚をテーマとした作品の知識と理解を深め、応用として自身で関心のあるトピックを選び、リサーチを通して作品を制作。批評的な視点から空間/時間的にデザインを展開する能力を身につけます。
課題文
Perception Translation — 知覚の翻訳:五感の中から感覚を選び、一つの感覚から別の感覚へと翻訳してください。
そのときにどのようなストーリーが生まれてくるでしょうか。またどのように空間に展開するのか考えてみましょう。
担当教員によるコメント
触覚的テクスチャ―をまとった平仮名一文字の立体作品。オノマトペの中でも「ふわふわ」、「ひらひら」などの擬態語はそれ自体、触覚的感覚をテキストに翻訳したものです。
デザインというとタイプフェイスのかたちに焦点があたることが多いと思いますが、この作品は、平仮名から私たちが自然と感じとってしまう触覚性に改めて気付かせてくれます。

教員・伊勢 尚生