1p/d
3年
本田日向子 Park Sumin
愛着とサービスデザイン
経験デザインⅡ
毎日たった1枚の写真と感情を記録するサービスです。 等身大の自分の毎日を切り取り、日々の素敵な瞬間を再確認しましょう。 記録をアルバムとして受け取り、手に取って振り返ることもできます。 ポラロイドカメラをモチーフに取り入れ、待ち時間の魅力と、ゆったりとした雰囲気を表現しました。
授業内容
サービスは、ユーザが経験する個々の要素を統合して繋がりをもたせ、しくみにしたものです。 世の中の「しくみ ≒ サービス」のなりたちを学び、自分や第3者がお互い楽しく、幸せになる少し未来のあたらしいサービスをデザインします。
サービスを成り立たせる経験全体のストーリー構築、ユーザに提供するワクワクする。アイデア発想、サービスを持続的に提供するモデルの検討など、実践的な知識とスキルを身につけていきます。
課題文
「私にとっての愛着」を出発点に、その愛着から得られる価値を他者と共有し、分かち合い、「あなたにとっての愛着」「誰かにとっての愛着」に繋がるあたらしいサービスをデザインしてください。
あなたがモノやコトを通じて感じた愛着は、どのように姿かたちを変え、新たな価値となって誰かの元に届くのでしょうか?「誰か」はどのような良い経験と共にその新しい価値を受け取るのでしょうか?時間をかけて愛着が芽生えるように、永く価値を得られる未来の素敵なしくみを示してください。
担当教員によるコメント
『1p/d』は、毎日1枚だけの写真で日々を記録するサービスです。何気なく心動いた瞬間とその時の感情を記録し続ける中で、少しづつ自分が見ている日常に愛着が芽生えます。誕生日には撮り溜めた写真がアルバム冊子になって届きます。
シンプル・楽しい操作で継続のハードルを下げ、友達にも広がりやすいサービス設計にしたことで、友達と一緒にアルバムを見返しながらお互い愛着を持った日常を共有する楽しみが広がります。

教員・伴 真秀