授業内容
映像や印刷物といったメディアの原理や特性に着目した表現方法を考えたり、自分をとりまく環境の観察と言語化を通して、さまざまなメディアが持つ鑑賞者との間合いや距離感をつかむことを目標とします。
伝えたいこと=コンテンツに応じて必然性を持ってメディアを選択し、自分なりの表現方法の獲得を目指します。
課題文
講義中に出題された小課題のうち1つを選び、発展・展開させることで展示として完成させてください。
担当教員によるコメント
壁に映された2次元の影を見ながら3次元の実体である積み木を動かすのは、テレビゲームと手遊びの中間のような不思議な体験です。
綺麗な影を作るためには積み木の形や大きさ、方向に気を配らねばなりません。こうした物理的制約は一般的には面倒さになりえますが、仕上げの精度のおかげか、かえって適度なゲーム性と面白みと感じさせられます。
教員・山本 晃士ロバート