授業内容
本授業では、サービスの企画からスマートフォンアプリ等のデザインを通して、UI/UXデザインの基礎を学んでいきました。
学生達は、自己の経験を手がかりに5W1H(Who/When/Where/What/Why/How)+Feel
など使用状況の設定を行い、アプリを使用するシナリオの発想からアイデアを展開し機能を設置していきました。
それをもとにステークホルダー・ペルソナの設定、カスタマージャーニーマップをもとに検討していきました。さらにシミュレーションモデルの制作及び評価を行い、プレゼンテーション方法からポートフォリオの作成まで、デザイン展開のプロセスを学んでいきました。
課題文
課題のテーマは「自分の生活の中から新しい経験を生み出すアプリケーションのデザイン」です。
自分の生活からコミュニティ、広くは社会の問題を取り上げいかにそれを解決できるかについて、自由な発想で展開していきました。特に自分の生活・体験を出発点として誰かのために役立つサービスにつながっていくことを念頭に進めて行きます。また社会の中で持続できる
GIVE & TAKE の関係を作る仕組みを提案することも必須としました。
アウトプットは、スマートフォンに限らず、サイネージ・PC・タブレットから、カードや機械などの提案も可能としました。
担当教員によるコメント
『ちょこみんとーく』は、チョコミントが大好きな人たちが集まるコミュニティのための情報共有アプリです。チョコミントに関する新商品やグッズの情報と評価、イベントのスケジュールと地図で管理します。
お気に入り情報を集めたり、誰かのお気に入りを閲覧することでコミュニケーションが生まれます。特定の食べ物を中心にコミュニティが生まれること、独自の「チョコミント専用通貨」により持続可能にするアイデアを評価しました。
教員・植村 朋弘