Music Trend Font
2年
間瀬 舞矢
文字表現演習
「ポップス」、「ロック」、「ディスコ」の3種類をイメージしたフォントが流行の流れとともに変化していく様子を表したバリアブルフォントです。
フォントの間にコンピュータ上に自動的に生まれた不思議な形を楽しんで欲しいです。
授業内容
前半に「文字」の既成概念にとらわれない情報の可能性を探り、後半は自作のタイプフェイスをデザインする上で「文字のつかいかた」について深めます。
このふたつのフェーズを通してタイポグラフィに対する理解や発想・表現を深め、文字のカタチ、コトバの意味・コミュニケーションツールとしてのみに収まらない、文字の持つ新しい可能性を探っていきます。
課題文
「変容する文字」を作成する 独自の視点で形状や状態が変化していく現象、素材を各自探し出し、それらに起きる変化を文字の形として表現していきます。最低2つの時間(変化前/変化後)を表す書体を制作してください。
作る文字は「アルファベット=大文字」もしくは「アルファベット=小文字」のどちらかを制作して下さい。 制作物は最終的にフォント(バリアブルフォント)化し、アプリケーション上で使えることを目指します。
担当教員によるコメント
音楽の流行をold/rock/discoの3段階にわけて、それらが変遷していく様を可視化出来るようになっています。
変形の途中段階に表示される形状が崩れていく事で、乱れたその瞬間に表現される音楽性まで表現されているところが魅力的にできています。

教員・秀親