白 SHIRO
1年
丸山 竜司
ビジュアルランゲージ
日本らしさを基調とした牛乳のデザイン。牛乳の清潔で美しい白さを基に、日本を連想させる書道風の筆文字と牛乳の流動性を組み合わせたロゴを制作。
さらにロゴを使用した和柄や風呂敷、和風のパッケージなど、日本の要素を取り入れアイデンティティを鮮明にし、ブランドメッセージとしてポスターやWebへと展開しました。
授業内容
ある物事に含まれる情報を読み解き、ビジュアルとして成り立たせるまでの一連のプロセスを実践しながら学びます。情報の本質を見極めてイメージを人々にブレなく伝達するために必要となる色や形や文字についての基礎的なリテラシーを身につけます。
コンセプトワーク、手描きでのアイデアスケッチとロゴ制作、パッケージ、広告、動画、など自由な幅広い展開力、発想力、思考力、スキルを習得します。
課題文
今までにない新しい「牛乳」をテーマに、自分で情報を収集しコンセプトを考え、手描きで目標30案のアイデアスケッチとロゴを描いてみてください。その中から一番いいロゴをパッケージに展開してみてください。容器形態は自由。
更に、パッケージ化した牛乳のコンセプトをより人々に伝達させる効果的なビジュアル手段を考え自由に展開してみてください。
担当教員によるコメント
「白」という非常に明快で強い一文字のネーミングを美しいロゴに表現することが出来ました。たった一文字の中に、牛乳の流れるような液体感、白という柔らかさ、日本の味わい、高級感が美しく込められていました。 商品コンセプトを伝える役割を果たすロゴという一番大事な柱がしっかりしているからこそ、他のグラフィック要素を何も入れなくても、ロゴと素材選びと構成だけで幅広い展開と強くて綺麗な世界観を構築できたのだと思います。

教員・三沢 紫乃