雲を突き抜けて
1年
岡本 晟奈
構造設計
Webで層を表現するということで、雲を抜けた先に満点の星空が広がっているというテーマにしました。 好きな紫色を使い、Java ScriptやProcreate、After Effect……と自分の扱えるものを取り入れて、授業の最後に相応しい作品となるようにビジュアル、操作感の双方に拘りました。
授業内容
情報言語基礎Ⅰ・Ⅱではwebコンテンツのデザインと実装方法について学習し、情報デザインの発想や表現の幅を広げることを目的としています。
後期の構造設計ではHTMLとCSSに加えJavaScriptの基礎的な技術を学び、インタラクティブなwebコンテンツの制作を行います。人の行動によって変化するwebコンテンツの制作を1人で取り組むことで、インタラクションデザインに対する理解を多面的に深めていきます。
課題文
「層」をテーマにwebページを作成して下さい。なおインタラクティブに表現すること、画像や写真の素材は自作のものとすること、音声はフリー素材を使用してもよいことを条件とします。
制作期間は2週間とし、講師との個別指導や生徒同士のフィードバックを経ながら、作品の完成を目指します。
担当教員によるコメント
空の高度を用いて層というテーマを表現しています。スクロール操作に連動して空の高度と景色が変化していきますが、ただ拡大やフェードアウトさせるだけでなく回転やぼかし、色彩変化を複雑に織り交ぜることでとても幻想的な世界観を表現しています。
層の移動による連続的変化とスクロール操作がとても上手く噛み合っており、何度も行ったり来たりしたくなるような魅力的なインタラクションを実現しています。

教員・鈴木 健司