Sweep - Space - Surface 開催に寄せて
隔たれていた「私 / 公」空間が、ビデオ通話によってばらばらに接続されるようになったこと。
国境が閉じ、誰もいなくなった工業地帯では自然が回復したこと。
毎日が、延々と続くループのなかに置かれたこと。
遅延性のウイルスが、細胞に入り込み、私そのものを変容させてしまったのではないかと想像したことー 。
今年私たちにもたらされた変化は、生活や身体に浸透することで、個々の私的な Space(時空間)、細胞やアイデンティティのSurface(境界面)にいたるまで、その姿を変容させていきました。
押し流され、広がり、輪郭を変えて動き出すものたち。
本展が、Sweepする(急速に広がる)さまざまな力の均衡のもと、無数の形へと拡散してゆくSpace(時空間)/ そしてSurface(境界面) のいまについて、共に思索する機会となれば幸いです。
多摩美術大学美術学部
情報デザイン学科メディア芸術コース
2020年度卒業制作展「Sweep - Space - Surface」
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多摩美術大学美術学部情報デザイン学科メディア芸術コース
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