阪井 淑恵(さかい よしえ)

作品名
こをなすき
作品形態
インスタレーション
素材
ミクストメディア
サイズ(単位はmm)
幅 3000 奥行 3000 高さ 3000
コンセプト
子供を産む事の間には様々な個人の思惑や、社会における問題が横たわるが、そんな事子供は知ったこっちゃない。彼らはとにかく生きる事だけ考えている。
この作品によって世界の希望であり未来をつくる存在である子供を産み育てる事のすばらしさや、難しさ、そして子供自身の生命力を感じ、同時に虐待や育児放棄などが増加する現代の問題についても考えてもらいたい。
子供を育てるというのは愛とか、優しさとか割と理性的な感情だと思う。その感情が、育てる事に上手い事繋がっているのなら、子供にとって何の問題もないのだけれど、時としてその感情が多すぎたり、少なすぎたりする。過剰な愛情と育児放棄は同じくらい子供にとって暴力だ。子供には大人が持っていない野性的な生命力があるのだから、大人はそれをちょいと手助けするぐらいの気持ちで育てればいい。