主担当教員

>永原康史

概要

ゼミのテーマは「伝え方を発明する」


 通年で卒制に集中した指導を行なう。

 前期は、リサーチ、実験、技術習得をしながらテーマを確定する。夏休みに集中した制作を行い、中間講評会で展示できるところまでもっていく。後期は、仕上げと考察を繰り返すことにより、高い完成度をめざす。自分はなぜこの作品をつくろうと思ったのかを問い続けて発見することが、本ゼミの卒業制作の大きなテーマである。そのため構想や設計で終わらせず実作を求めるが、コンテンツやデバイスの制作ではなく「デザイン」を対象とすることを条件とする。


 ▼これまでの主な卒業制作 

▽15年度(今年度)

「花曲線」

バラの花の生体反応でバラ曲線を描くデータヴィジュアライゼーション


「行為の椅子」

ジョセフ・コスースのコンセプチュアルアートに材を取った疑似3次元映像のインタラクティブインスタレーション


「もしもの時のはちみつ手帳」

家族の死に直面するときに起こるさまざまな出来事をサポートするための手帖


「何かを知っていて/何かを知らないn番目の人」

人格を描くために直交ラテン方陣の仕組みを利用してつくるコラージュと文章


▽14年度

「text-textile」

テキストとテキスタイルが同じ語源であることに着目した、文字を織る/文字で織る作品


▽13年度 

核の伝道」

 核廃棄物をテーマにした未来とのコミュニケーション方法としての宗教 



▽12年度 

「黙読の声」 

黙読の時に想起する頭の中の声をきっかけにした、読書体験を変える表現の考察 


「node(area)」(iOSアプリケーション) 

意図しない音、偶然の旋律など、全く新しい演奏体験をもたらす電子楽器 


▽11年度 

「MindMover」

ジュニアデザイナーズアワード一次入選 Twitterをモチーフにつぶやきにこめられた「心」を動かすインスタレーション 


「emptybooks」

内容のない本は意味を伝えるかを検証した実験作品 


 ▽10年度 

「点つなぎフォント」

タイポグラフィ年鑑学生部門入選 点を番号順につなぐことで文字が現れるフォント 


「朽ちてゆく時間」 

時間の経過によって生まれる感覚を「朽ちる」と定義した写真の展示 


▽09年度 

「oripica」 

折ると光る折り紙。折ることのインタラクションのデザイン 


「GoodNight~目を閉じてご覧ください~」 

まぶたがスイッチの映像装置。目をつむると投影されるので映像をみることができない 


▽08年度 

「テンキパン」

アルスエレクトロニカPRIX[NextIdea]2位入賞 インターネットからその日の天気情報を取得し朝食の食パンに焼いて表示するトースター 


「Typeemotion」

ジュニアデザイナーズアワード一次入選 メールやチャットで感情を表現するタイピングソフトウェア