主担当教員

>宮崎光弘

概要

昨年度から社会デザイン科目では新たな演習をスタートさせました。タイトルは「日常のデザイン」。日常生活の中で毎年ひとつの テーマを決めて研究と制作を行います。2018 年のテーマは「食」でした。「食」に関して、様々なリサーチを行い、課題を発見し「もの」と「こと」のデザインに挑みました。2019 年のテーマは、「広告」です。デジタルメディアが急速に広まる中で、新聞、雑誌、テレビ、ラジオのいわゆる4マス媒体の広告は、インターネットの広告に取って代わられようとしています。では、それらの従来のクリエイティブの質は落ちているのでしょうか? たしかに広告費の減少に伴って、質があまり高くないクリエイティブも増えました。しかし、その分野におけるトップクリエイティブのクォリティーは以前と変わらず大変高く、歴史があるのでメソッドも確立されています。この演習では、単純にそのような従来の「広告」のクリエイティブをなぞるのが目的ではありません。ですので「的」という言葉を加えました。質の高い「広告」は、の気持ちを動かす力があります。この演習ではそのクリエイティブの本質に迫るために、ず従来の「広告」ではどのゆうなクリエイティブが行われているのかをリサーチします。またいくつかの代表的なメソッドを学びます。そこで得た知見をベースに、新しく「広的」なアプローチを用いて、自分たちで課題を設定してデザインプロジェクトを行います。アウトプットの形式は自由ですが、デザインとテクノロジーを用いて、人の心理と行動を変容させることを目的とします。また各グループでストーリーを映像としてまとめ、成果物とともに前期末展示でプレゼンテーションします。

主な演習内容

この演習は 3 〜 4 人のグループワークで行います。メソッド学習、行動観察、課題探索、課題発見、仮説構築、プロトタイプ制作、ブラッシュアップ、実装というプロセスで進めます。また全体のストーリーを映像としてまとめます。