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植村ゼミ

課題

キャンパス内の日常性の中にあるモノ・コト・自然・人工物に着目し、物語のモチーフを設定していきました。その際それらとの鑑賞と対話から意味を創出し「ファンタジーと共感」をテーマに物語を構成していきました。


未来の生活では多くの人工物との対話が増えることが想像できますが、どのような関係をデザインしていけば良いのでしょうか。それには日常の中で見逃してしまう小さな「美しいこと・感動すること」を観察し、その中にある価値を想像力や空想力で見出し、かたちや物語にする感性をつけることが今後のデザイナーに必要になります。その物語を小冊子のデザインにしました。

担当教員 植村朋弘

 I.LEAVES
 I.LEAVES
 I.LEAVES
 I.LEAVES

I.LEAVES

国帥

国帥

この作品は、自然の中にある生き物、特に植物に着目しました。私と植物との対話を通して、想像すること共感することをもとに、詩や絵などの表現を手掛かりに物語を構成し絵本にまとめました。植物との関係を人との関係に見立てて探求することで、自然とデザインの関連性について考察していきました。

選考理由

キャンパス内にある周りを石に囲まれた「一つの小さな草」に着目した作品。厳しい環境にも負けず懸命に生きようとしている姿を想像し物語にしていきました。作者は、その草になりきることで、草自身が周りの世界の何を見ているのか、また何を感じているのか、その思いを空想し共感しながら展開していきました。