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ネットワークメディア

課題

インターネット上に存在している情報を別の視点で捉え直し、その情報を元に新しい意味をもつモノに変換する。


「演習」と「フィールドワーク」の二部構成。フィールドワークでは、インタラクティブの現場を訪問し、知見を広める機会とします。演習では絶えず変化するインターネットの情報を素材として作品に取り入れることで、リアルタイム性・インタラクティブ性をもった作品づくりと、ひとつの情報を多面的に考察できるようになることを目指します。

担当教員 imaginative inc.

さくらのくちべに
さくらのくちべに
さくらのくちべに
さくらのくちべに

さくらのくちべに

大矢晴香

大矢晴香

2012年から2016年までの桜の満開時期のデータを分析して口紅の形へと変換しました。口紅を使っていくと日本列島全土で桜が満開になる頃にちょうど使いきることができます。

選考理由

桜前線の情報は毎年ごとに変化し開花は南から北へ刻々と変化します。その情報を桜色の口紅にすることで毎年違ったグラデーションの口紅になります。桜前線と口紅は一見全く違うものですが、季節感・花の色など口紅のもつ特性をうまく引き継ぐことができています。

ポジティブ万華鏡
ポジティブ万華鏡
ポジティブ万華鏡

ポジティブ万華鏡

長沼千夏

長沼千夏

ネガティブな言葉で検索した画像イメージを、どんな要素でも綺麗に見せてくれる万華鏡のシステムに落とし込み、ポジティブに捉え直すことを試みた作品です。

選考理由

インターネット上には様々な情報が存在しますが、その情報に関して「醜美」という視点で捉え直し、ネット上に存在する画像情報を浄化しようと試みています。万華鏡の仕組みを利用して「醜いもの」を幾何学模様的に「きれいなもの」に変えてみるという手法に独自性があります。