3年生>楠ゼミ
国立科学博物館と東京都立聾学校との共同研究です。課題の目的は、聴覚障碍のある中学生を対象に博物館の展示をわかりやすくデザインすることです。
ゼミでは、科博に行って博物館のワークショップにおける展示を学び、理解の支援になるようにデザインするにはどうしたら良いかを学びます。次に、聾学校を訪問し、中学生と交流することによってユーザについて学びます。そして、どのようにワーショップを組み立てるかをグループごとに話しあって、自分の担当する内容のデザインを制作します。
担当教員 楠房子
川端樹
杉田良真
川端樹/杉田良真
この3D・CGアニメーションは、鳥のクチバシの構造を理解するために、鳥の模型を見たり触ったりしただけでは想像しにくい、鳥の食事風景や嘴の使い方をクイズ形式で展開します。嘴と食べ物の組み合わせについて、正解のみならず、誤答の場合でもどうして食べれないかを再現し、より深い理解を提供します。
デジタルコンテンツは、3Dの動画とアニメーションのクイズから構成されています。模型からは想像しにくい 鳥の実際の食事風景をアニメーションで再現することによって、クチバシの構造について 生徒の視覚からの直接的な理解を図ることを狙いとしています。
森川久留実
森川久留実
国立科学博物館で開かれている「モノ語りワゴン」を、聴覚障がい者も楽しめるようにデザインするという課題で、ツノの話をグループで担当し、私は導入部分としてツノについての知識をさらう動画を制作しました。項目ごとに確認してから進めるために、要素のひとつずつ、細かく動画を作っています。
「モノ語りワゴン ツノ」 という内容について制作しました。 ツノを見たら彼らのコトを人の前で得意げに語りたくなるような、 そんな構成が特色です。 葛飾ろう学校の中学生たちの学習的ハンデも考慮し、 要素ごとに細かく動画を作り、 毎回確認しながらゆっくりと 進められるようになっています。