3年生>インタラクティブメディア
コミュニケーションを生みだすための装置として、プロジェクターを使ったアイデアを考え、インスタレーション作品を制作します。
プログラミングやデジタルなソフトウェアによって実現できる表現は、パソコンとそれに付随するキーボード・マウス・ディスプレイ・プリンタ・ネットワークだけの世界に留まりません。この授業では、コンピュータの世界があらゆるデバイス・マテリアルとリンクし得る事を、インタラクティブな作品の制作を通して学びます。
担当教員 久納鏡子/永原康史
貝嶋優紀
漆谷莉奈
尾崎那由多
遠山昌宏
貝嶋優紀/漆谷莉奈/尾崎那由多/遠山昌宏
「水に流す」ということわざにもあるように、私たちは日々いろんなことを受け入れ、許し、忘れています。その過程において日々の鬱憤をSNSなどで文章に書き起こす人は多いのではないでしょうか?しかし、送信ボタンを押した文章は膨大なデータの中でずっと残ってしまいます。私たちは「水に流す」ということわざを実際に体現してみました。
言葉が水に流れていくさまを表現したインタラクティブな装置。「水」という有機的なものと「文字」という意味を伝えるものが合わさって、本来かたちのない「言葉」をうまく表現できています。そういった捕らえどころのないものの集まりであることがこの作品の魅力です。