2年生>コンテンツデザイン演習
「timebased Lag タイムラグ・時間差・時間のずれ」をテーマに、実写主体のグラフィックを素材にした時間軸コンテンツを制作して下さい。作品形態は3分間以上の動画もしくは16ページ以上の冊子。
タイムライン(時間軸)のあるコンテンツをビジュアルデザインする基礎演習を行います。形式は前半グループワーク、後半は個人制作です。 実写映像を素材に自らのテーマを表現する基礎知識を得ることと、時間構造を組み立て方を習得することを目標に授業を行います。
担当教員 宇田敦子
島津琴美
島津琴美
同じ動作でもかけられる時間の長さによってゆっくり丁寧にできるか、バタバタして妥協してしまうかは変わってきます。 かけられる時間の長さはそのまま忙しさに関わってくるのではと思い、余裕を持って起きられた朝と寝過ごした朝とで忙しさを比べてみました。
「普段の時間で起きた朝」と「寝坊して遅い時間に起きた朝」二つの状況を同時に見せるパラレル映像の作品。穏やかな時間に対して遅刻を取り戻そうと焦る時間、ずれた時間の追いかけっこが楽しめます。考えられたフィクスショットの積み重ねにはセンスが感じられ、気持ちの良い時間になっています。
森脇茜
森脇茜
子どものクリエイティブな発想をを育むための絵本です。「ばらばら」と「整列」の造形美を知ってもらうおうと思い制作しました。
「引き」と「受け」の2ページ構造は幼少絵本の基本構成と言われています。その構造を複数回繰り返して、「ばらばら」と「せいれつ」という言葉を読者に楽しく伝えることができています。モチーフと色使いに物語を魅力的にひっぱっていくための演出が考えられています。