2年生>知識と表現演習

知識と表現演習

課題

本や雑誌等から、コンテンツの内容を理解し、自分の理解した内容を再構成することでアイディアを生み出す発想力を広げることを目的としています。テーマは、「地球」「エネルギー」「気象」などから選択します。


アイデアをカタチにするデザイン、造形表現の技術を「手でつくる立体表現」あるいは「コンピューターでつくる平面表現」の二つのアプローチから学びます。企画・制作・プレゼンテーション・評価を通して、コンテンツ表現に必要な「伝える」「伝わる」ための実践的なプロセスを身につけます。

担当教員 楠房子

前線と雲
前線と雲
 
前線と雲
前線と雲

前線と雲

島津琴実

島津琴実

中学校の理科の授業で温暖前線と寒冷前線でできる雲の違いが説明文と図解だけでは理解しにくく難しいと感じた経験をもとに、動きがつけば理解しやすくなるのではないかと考え、2つの前線とできる雲についての解説アニメーションを制作しました。固い印象にしたくなかったので手書きで形を作りました。

選考理由

理解が難しい知識を伝えるための表現として「雲のできかた」というテーマに取り組んだ作品です。unityを用いて、アニメーションで「雲のできるプロセス」を表現しています。 動きをゆっくりにし、文字説明を読みながらアニメーションでの温暖前線と寒冷前線の動きを理解できるようにデザインしました。

宇宙エレベーター
宇宙エレベーター
宇宙エレベーター
宇宙エレベーター

宇宙エレベーター

仲宗根汰一

仲宗根汰一

あと50年もたたないうちに誕生すると予想される宇宙エレベーター。 様々な建設構想がされていますが、書籍やインターネットで情報を集め、その分析結果から、自分なりにこんな宇宙エレベーターになるだろうと想像を膨らませ立体にしました。

選考理由

2050年に完成されると言われている「宇宙エレベーター」をテー マに、模型と映像という表現手段を用いました。宇宙エレベーター開発に必要となる施設のモデリング設計しました。モデルに質感、テクスチャーを加えて、未来の宇宙エレベーターをよりリアルなものとして想像出来る様に工夫されています。

お天気新聞
お天気新聞
お天気新聞
お天気新聞

お天気新聞

阿南貴子

阿南貴子

この作品は、子供達に天気のことをもっと知ってほしいという思いから子供達に配られる新聞に着目し、子供達が興味を持ち、手に取ってもらえるような子供新聞を作りました。 子供達に手に取ってもらうという点から、新聞紙の裏面に占いや遊び、子供の目に入るような絵を多めに使用し、この作品を制作しました。

選考理由

テーマ「気象」を選択し、「天気の種類を子供にわかりやすく伝える」という新聞形式の作品です。ユーザーは、小学校4年生までを対象としました。新聞には、イラスト、豆知識広告を入れ実際の新聞の形式を参考に制作しました。新聞に登場するキャラクターも、親しみが持てるデザインとなっています。