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インタラクション基礎

課題

課題は「ことばをビジュアルデザインする」です。任意で選んだことばを、書体の形、音、意味と使われ方をリサーチして、その特徴や魅力をインタラクションデザインに繋げる演習です。


コンテンツ(作品)を通して、ユーザー(鑑賞者)に働きかけるデザインの基礎演習を行います。作品と鑑賞者の相互関係(インタラクション)をどんな風に演出すれば、テーマを理解してもらえるか?を考える訓練をします。選抜作品は、ことばの持つ作用(形、意味、音など)に着目して、その魅力をインタラクションデザインに繋げることができたものを選びました。

担当教員 宇田敦子

HALF
HALF
HALF

HALF

高田このみ

CUT すると文字も数字もHALF になる。10 を半分に割ると5 が二つ。当たり前のことだけど面白い半分に割るという行為と数字の変化をデザインしました。それぞれの数字がもつ図形的な形の特徴を生かし10 → 5、4 → 2、1 → 2/1 に変化します。

kanju
kanju
kanju

kanju

清水七海

この作品は、長寿を祝うための「 特別な」 ギフトカードです。漢字・感じる・寿く(言葉で祝う)の三つの意味を込め、kanju と名付けています。メッセージを封筒に入れた瞬間、相手への想いが可視化される仕掛けを通して、日頃のありがとうの気持ちを伝える、ちょっとしたきっかけをデザインすることに取り組みました。

かさね
かさね
かさね

かさね

稲葉真悠子

紙を順番通りに重ねると「かさね」という文字が出てきます。平安時代の十二単と「重ねる」という行為をかけており、色味も、綺麗な純日本的な印象を受けさせるように気をつけました。