この作品はイソップ童話の一つである金の斧を題材に製作しました。マッチ箱を三段重ねた構造で、上の段から見ていくことで物語が展開するようになっています。童話の世界観を小さなマッチ箱の隅々にまで行き渡らせて表現しています。木こりが放り投げた斧をマッチ箱の中に押し入れると、側面に女神が現れ一段目の箱の中に金の斧が現れます。一段目をしまうと二段目の展開が見え、二段目をしまうと物語の終わりへとたどり着きます。