多摩美術大学彫刻学科の学生有志による「バーチャル彫刻展」を開催します。この企画はコロナ禍の状況で発案された、仮想空間での展覧会です。これまで触感や匂いを含めた五感で実素材に向き合ってきた彫刻学生にとってそれらの身体的実感を伴わないバーチャルでの制作は、しかし「重力」「サイズ」「素材の劣化」といった物理的制約から自由な世界でもあります。このフィールドを牽引する谷口暁彦先生による全面的なバックアップのもと、学生たちの想像力がバーチャル空間に現出します。
【監修・技術指導】谷口 暁彦(メディア芸術コース)
【アドバイザー】能勢 陽子(豊田市美術館)
【企画】高嶺 格・木村 剛士(彫刻学科)
会期:2020年8月2日〜8月32日
会場:専用アプリケーションを本webページにて公開