井上恵介 Keisuke INOUE
1981年生まれ。自ら設計・開発した機器を用いて「立体音響表現」をテーマに作品群を制作、各地で発表を重ねる。加えて、近年は己のルーツと世代性に照らし合わせながら「現代的生の特性」に焦点をあてて制作を続けている。複雑化の一途をたどる現代社会とその仕組みにおいて、従順を善とする中で叫ばれる自由の象徴としての「悪意」の形象化を指針に活動を続けている。主な作品に《SPECIMENS》,《Seeker's (or Desacrator's) Will》,《SPACEMAESTRO》等。
HP:http://www.penestratorium.com/
津島岳央 Takahiro TSUSHIMA
1981年生まれ。コンピュータ・グラフィックスを出自とし、光学技術を参照しながら絵画史を紐解く。その延長としてのパーセプションを組み立てる。フェルメールの絵画を仮想空間へと還元したインスタレーション《Allegory of Media Art》、《Defragment of Field》を文化庁メディア芸術祭等にて発表。年末より開催される東京都写真美術館での企画展に向け、只今新作を準備中。
HP:http://www.factor1109.com/
平川紀道 Norimichi HIRAKAWA
1982年生まれ。コンピュータ・プログラミングによるリアルタイム処理を用いた映像音響インスタレーションを中心とした作品群を国内外の美術展、メディア・アート・フェスティヴァルで発表。2004年度文化庁メディア芸術祭優秀賞、 アルス・エレクトロニカ2008 準グランプリ他受賞多数。池田亮司のコ ンサート・ピース制作への参加、大友良英+木村友紀+Benedict Drewとのコラボ レーション、ミラノ・サローネでのレクサスのアートエキシビションへの参加など、活動は多岐にわたる。
HP:http://counteraktiv.com/
毛利悠子 Yuko MOURI
1980年生まれ。美術作家。楽器、家具、文房具などを機械構造で構成し、動きや気配のあるインスタレーションを制作。主な個展に「エブリデイラオス」「ワンデイダラス」「ホリデイビキニ」。
主な作品に《対話変速機》《Vexations》(三原聡一郎との共作)《スキャ ナの自殺》など。《Vexations》で 「トランスメディアーレ2006銀賞」、「アルス・エレクトロニカ2006 インタラ クティヴ・アート部門 ホノラリー・メンション」を受賞。
HP:http://mohrizm.net/