「誰にでも満遍なく流れているのに、なぜこうも速く感じたり、遅く感じたりするのだろう」という疑問をテーマに作られたゾートロープ作品。 ディスクの内側と外側では異なるフレームレートのコマがあり、スライダーを左右に動かすことで光の点滅速度を制御し、フレームレートを滑らかに変えられる。 モータの速度は一定であるのに、内側と外側で、まるで時の流れが違うかのように相対的な進み方が変わる。
現在という概念・存在と向き合い、それを見ているその時にしか感じられない[面白さ]を追求した”現在の再現装置”としての時間メディア。