引きこもりの部屋と心情(現実への疎外感)をテーマにしたサウンドインスタレーション。コロナ禍によって、かつて自分が引きこもりだった頃を思い出した。聴覚過敏である自分と、引きこもりの感覚過敏を照らし合わせてサウンドメインの作品にした。昨今の情報社会では現実での出来事をインターネットに発信することがもはや普通になっているため、現実と仮想の区別がつきにくくなっている。そこで、現実と虚構の二つが混ざり合って混沌としたものを表現した。