「多重規範社会」という概念に基づき、人々は異なる価値観を持ち、 他者あるいは物事に対する態度や善悪の判断はその場の状況や 相手の条件によって変わりつつ、こういう人間性から生み出した不公平と 理不尽のことに我々は慣れているため、気付かれなかったり、 問題化されないまま生活は続いていくのが事実であり、 それに伴う徐々に無感覚になっていくだろう。 ジャーナリストであるセオドアのストーリーを風刺マンガの形式で、多重規範社会を表現する。