「昆虫の良さを伝えつつ擬態によって変換される風景を見る」というテーマを3年次から進めてきた作品。肉眼からは見えない環境汚染物質で大きくなったにも関わらず、擬態によって目撃が難しく、人類は月日が経つに連れ環境が変化しつつある状況を確認する事が難しい、正にコロナウイルスの様に成長していくサソリを設定している。紫外線の先にはサソリだけが見える世界があり、環境汚染の侵食をサソリだけが知っている状況を想定した。