「死にたくなるよと夜泣く田螺」という回文から派生させた作品。 タニシはアジア圏に特に種類が多く、稲作文化と相まって人との関わりが生まれ、今日でもそれは強く残っている。 日本ではオオタニシ、ナガタニシ、ヒメタニシ、マルタニシの4種類が存在し、日本の回文から、「夜泣く」タニシはこの4種類から考えられる。 擬人化という手法が用いられたこの回文から4人(大谷氏、長谷氏、姫谷氏、丸谷氏)のタニシたち本人に果たして何が起こったのか、取材を重ねる。