• 「自分がエロいと感じたものに自動的にモザイクがかかる脳内チップを埋め込まれた少年少女」という設定で繰り広げられる青春劇。
    こんにちのアダルトコンテンツにはモザイク処理がなされているが、その対象は局部のみである。しかし、個人がエロいと感じる部位はそれぞれ違うはずである。指の関節、ムチムチとした太もも、又はうなじにエロさを感じる人もいる。局部のみに処理をかけることは、画一的な価値観に基づくものであり、マジョリティに偏った考えが元になったルールであると言える。
    こういった危惧から、この設定で物語を展開することでエロの多様性について再考できるような作品を目指した。