キャッチアンドリリース
Catch and release
臼井達也
Usui Tatsuya
普段目にする液晶ディスプレイには、無数の映像がインターネットから放流され続けている。 映像と私たちの間には、ディスプレイの液晶画面という透明な板が存在し、私たちと映像とを隔てている。 まずは、その境界面を改めて意識したい。広大なインターネット上のイメージをキャッチ(ダウンロード,編集) リリース(アップロード)するという見立てから、同時代的な映像鑑賞の実感や、それらと画面との関係について考える。