脇本 美穂 / Wakimoto Miho


LIFE CYCLE

<半立体>
<1800×1800×70(mm) 1175×1055×70(mm)>


人は歳を重ねる毎に時間の経過を早く感じるようになります。体感時間は年齢に反比例し、新鮮な経験の多い幼い頃は時間が長く感じ、逆にそうした経験の少なくなる大人は早く感じるようになるという説があります。自然界の様々なところで見られる規則的な図形、対数螺旋を2つ用いて枠の大きな方から、上は体感時間、下は過ごした年月の大きさを表し、更にそれを重ねることで中心に砂時計の形をつくり、赤ちゃんから老人まで一直線に流れて行く時間を表しました。また、周囲に月を置くことで人の生きる環境、周期の象徴としました。

C-Lab

脇本 美穂

1991.10.24 生まれ。