鈴木 麻莉子 / Suzuki Mariko
<インスタレーション>
<3000×3000×3000(mm)>
日蝕や月蝕という現象を主題にした作品。水という無色透明なものにも、光は存在感を与える。その光は、月や星、太陽のような天体を彷彿とさせる。私は、様々な空間にこのオブジェを配置した。空間に関わる人々と、このオブジェを製作し、空間に変化を与える活動を続け、記録した。作られる現象は、誰が作ろうと変わることない不変的で普遍的な現象だが、その光を見つめる人々の思いは同じではない。 それは、蝕の日に皆が空を仰ぎ、心に時を刻むような、普遍的な出来事なのではないだろうか。
C-Lab
鈴木 麻莉子
1990.2.13 生まれ。