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街中の街灯を次々に撮影し、それをスライドショウに編集するという一見してシンプルな作品でありながら、時空のひろがりを感じる不思議な作品である。あたかも街灯の光だけが動かず、周囲の光景だけが変化してゆくような錯覚にとらわれる。誰も気に留めることのない対象を追った都市論的記録であると同時に、夜の冷たい光を丹念に掬いあげながら、そこに新たな「美」を与えることに成功している。(教授・港千尋)