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大きなウツボのぬいぐるみのなかに、無数の白いウツボがひしめいている。ウツボにくるまれてみたら、気持ちいい体験だった。人の五感のうち触感を重視した作品であるかもしれないが、それ以上にこれほどまでの大量のウツボに圧倒される。個人的にウツボが大好きと宣言する作者は、それをストレートに作品にしてしまった。個人的な事情もある一線を越えたときには、みんなの共有感覚になってゆくことを証明した作品。(准教授・森脇裕之)