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鉄でできたキネティックの作品といえば、シャープで重苦しい印象があるが、中川さんの作品「Romancer's Machinery」は、その名のとおり古き良き機械を夢想させる。ぎこちない動きやジョイントのきしみ音も、この機械には似つかわしい。足踏みの運動の手ごたえが確実にステンレス球の上昇につながってゆくことに、誰もが充実感をおぼえるだろう。それはなんとなくむかし懐かしいものに出会ったような体験でもある。(准教授・森脇裕之)