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東條雅信『walling in the wall』

  • われわれの空間を規定する壁のあり方を、積極的にとらえなおした。非常に精緻なコントロールによって、壁に埋め込まれた光の点に動きを与え、数多くのパターンを見せてくれる。なめらかな動きとともに布張りの張力によって、有機的な曲面が立ち上がり消えてゆく。自ら発光するLEDの光と、表面の凹凸が形作る影の動きがあいまって美しい。その様子を見ていると壁面オブジェとして、しなやかな配慮が感じられ、公共空間に向けての提案を意識しているのがうかがえる。(准教授・森脇裕之)