天吊りに便利な金具類

ヒートン スプリングフック シャックル ワイヤークリップ
100均などでも売っている代表的な吊り金具。埋め込む相手の素材と吊る物の重量にもよるが、信頼性はそれほど高くない。 カラビナともいう。様々な形状・サイズがあるが、簡単に引っ掛けることができて信頼性も高い。 開閉部分がネジ式になっている金具。カラビナと同様に信頼性も高い。 ワイヤーを一度通し、輪を作ってからまた通して締め付けて使う。カシメと違って取り外せるので使い回しが効く。安全のため、一カ所につき2個は使いたい。

アイボルト ターンバックル クランプ ワイヤーフック
ネジ頭がリング状になっているボルト。ナットでも同様の物がある。 ネジを回すことで吊る物の高さを微調整できる。スケルトン天井に張られているワイヤーのテンション張りにもよく使われる。 金具が使えない様な場所では、普段工具として使う様なクランプも吊り金具として使える場合がある。締め付けた際に対象を傷つけないように注意。 ワイヤーをダイレクトに通して固定できる金具。耐荷重はそれほど大きくないが、通常の平面作品程度なら問題ない。脱落防止用にストッパーがついたタイプもある。

 
Sカン カシメ・スリーブ ワイヤーの種類  
ヒートンと同様、一般家庭でもなじみ深い吊り金具。 ワイヤーの先で輪を作る際の代表的な金具。ワイヤーの径に合わせたカシメを使用しないと意味がない。また、締め付けには専用の工具を使う(間違ってもペンチなどで締めないこと)。 ワイヤーは主に鉄製のメッキワイヤーかステンレスワイヤーの2種類。長期間使用する場合は錆のことを考えて後者を選びたい。また、ほつれ防止のために外側にナイロン皮膜を施した製品もある。  

ワイヤーのカシメ方

setting activate cutting
1. ワイヤーをカットする
クランプカッターの側面にカッターがある(ニッパーなどで切らないこと!)。
2. スリーブを通す 3. 輪を作ってもう一度通す
     
speed degree switch
4. カシめる(1回目)
楕円の長辺をつぶすイメージで
5. カシめた状態(1回目) 6. カシめる(2回目)
残りの楕円の長辺をつぶすイメージ
     
speed degree switch
7. カシめた状態(2回目) 8. 90°回してもう一度カシめる
最後に楕円の短辺をつぶすイメージ
9. 完成
ここまでやればまず抜けることは無い

Tips!

ワイヤーは細い鋼線を束ねたものです。切断した先からほつれやすくなり、一度ほつれると元には戻らないうえ、鋼線が指先に刺さって痛い思いをすることもあります。皮膜付きのワイヤーを使えば免れますが、裸のワイヤーを使う場合は、ほつれる前にハンダをしみ込ませておくといいでしょう。


天吊り作品を設置する際、ワイヤーだけで厳密に高さを決めるのは非常に困難です(特に複数のワイヤーを使う場合)。ここはケチらずにターンバックルやワイヤーフックを活用して、微調整できる余地をもたせることが肝要です。